特許
J-GLOBAL ID:200903078115189861

被削性に優れた機械構造用鋼および機械構造用部品

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 植木 久一 ,  菅河 忠志 ,  二口 治 ,  伊藤 浩彰
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-251721
公開番号(公開出願番号):特開2009-084589
出願日: 2007年09月27日
公開日(公表日): 2009年04月23日
要約:
【課題】Pbフリーで且つJIS規格の機械構造用合金鋼と同等のS量レベルであって、硬質のAl2O3を含む介在物を富化させずに、良好な被削性を発揮するような機械構造用鋼、およびこうした機械構造用鋼から得られる機械構造用部品を提供する。【解決手段】本発明の機械構造用鋼は、化学成分組成を適切に調整し、且つ、圧延方向の断面を観察したときに、酸化物系介在物のうち、CaOとTiO2の含有量比率が下記(1)式の関係を満足するTiO2系複合酸化物の個数割合が30%以上である。 0≦[CaO]/[TiO2]≦2/3 ...(1) 但し、[CaO]および[TiO2]は、夫々CaOおよびTiO2のTiO2系複合酸化物中の含有量(質量%)を示す。【選択図】図1
請求項(抜粋):
C:0.10〜0.30%(質量%の意味、化学成分組成について以下同じ)、Si:0.03〜1.5%、Mn:0.3〜1.8%、P:0.03%以下(0%を含まない)、S:0.03%以下(0%を含まない)、Cr:0.3〜2.5%、Al:0.001〜0.009%、Ca:0.0005〜0.005%、Ti:0.03〜0.10%、N:0.009%以下(0%を含まない)およびO:0.005%以下(0%を含まない)を夫々含有し、残部がFeおよび不可避不純物からなり、且つ、圧延方向の断面を観察したときに、酸化物系介在物のうち、CaOとTiO2の含有量比率が下記(1)式の関係を満足するTiO2系複合酸化物の個数割合が30%以上であることを特徴とする被削性に優れた機械構造用鋼。 0≦[CaO]/[TiO2]≦2/3 ...(1) 但し、[CaO]および[TiO2]は、夫々CaOおよびTiO2のTiO2系複合酸化物中の含有量(質量%)を示す。
IPC (3件):
C22C 38/00 ,  C22C 38/38 ,  C22C 38/60
FI (3件):
C22C38/00 301M ,  C22C38/38 ,  C22C38/60
引用特許:
出願人引用 (12件)
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審査官引用 (7件)
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