特許
J-GLOBAL ID:200903078977039783

鋼製部品及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 杉岡 幹二 ,  穂上 照忠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-112466
公開番号(公開出願番号):特開2007-284739
出願日: 2006年04月14日
公開日(公表日): 2007年11月01日
要約:
【課題】良好な曲げ疲労強度と優れたピッチング強度を兼備し、自動車や産業機械の動力伝達装置の歯車、軸受及びシャフトなどとして好適な鋼製部品の提供。 【解決手段】浸炭焼入れ後に再度加熱して浸炭焼入れされる鋼製部品であって、生地の鋼が、質量%で、C:0.08〜0.4%、Si:0.03〜2.0%、Mn:0.3〜2.5%、P≦0.04%、S≦0.2%、Cr:0.1〜3.5%、Al:0.01〜0.05%及びN:0.0050〜0.0200%を含有し、残部はFe及び不純物からなり、不純物中のTi≦0.01%及びO≦0.003%の化学組成を有し、かつ、再加熱での浸炭焼入れ後の表面から50μm以内の部位において、旧オーステナイト結晶粒度番号が11番以上、粒径0.5μm以下の析出炭化物の面密度が10個/10μm2以上及び析出炭化物の平均粒径が1μm以下である鋼製部品。なお、Nb≦:0.1%、V≦0.4%、Mo≦2.0%のうちの1種以上を含有してもよい。【選択図】なし
請求項(抜粋):
浸炭焼入れ後に再度加熱して浸炭焼入れされる鋼製部品であって、生地の鋼が、質量%で、C:0.08〜0.4%、Si:0.03〜2.0%、Mn:0.3〜2.5%、P:0.04%以下、S:0.2%以下、Cr:0.1〜3.5%、Al:0.01〜0.05%及びN:0.0050〜0.0200%を含有し、残部はFe及び不純物からなり、不純物中のTiは0.01%以下及びO(酸素)は0.003%以下の化学組成を有し、かつ、再加熱での浸炭焼入れ後の表面から50μm以内の部位において、旧オーステナイト結晶粒度番号が11番以上、粒径0.5μm以下の析出炭化物の面密度が10個/10μm2以上及び析出炭化物の平均粒径が1μm以下であることを特徴とする鋼製部品。
IPC (7件):
C22C 38/00 ,  C22C 38/60 ,  C21D 1/06 ,  C21D 9/32 ,  C21D 9/40 ,  C21D 9/28 ,  C23C 8/22
FI (10件):
C22C38/00 301N ,  C22C38/60 ,  C21D1/06 A ,  C21D9/32 A ,  C21D9/32 Z ,  C21D9/40 A ,  C21D9/40 Z ,  C21D9/28 A ,  C21D9/28 Z ,  C23C8/22
Fターム (19件):
4K028AA01 ,  4K028AB01 ,  4K028AC07 ,  4K028AC08 ,  4K042AA14 ,  4K042AA18 ,  4K042AA22 ,  4K042BA04 ,  4K042CA06 ,  4K042CA08 ,  4K042CA09 ,  4K042CA12 ,  4K042CA13 ,  4K042DA06 ,  4K042DC01 ,  4K042DC02 ,  4K042DC03 ,  4K042DD03 ,  4K042DE05
引用特許:
出願人引用 (11件)
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