特許
J-GLOBAL ID:200903079213823567

トナーの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 渡辺 敬介 ,  山口 芳広
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-000730
公開番号(公開出願番号):特開2005-195762
出願日: 2004年01月06日
公開日(公表日): 2005年07月21日
要約:
【課題】超微粉体の少ないシャープな粒度分布を有する表面改質トナーを、収率良く安定して得られるトナーの製造方法を提供する。【解決手段】結着樹脂及び着色剤を含有する混合物を溶融混練し、得られた混練物を冷却し粗粉砕し、機械式粉砕機に導入し、回転子の回転により微粉砕し、分級機に導入し、微粉体及び粗粉体に分級し、分級された粗粉体を粉体原料と混入し、該機械式粉砕機に導入して粉砕し分級された微粉体(=被表面改質粒子)を、更に分級手段により所定粒径以下の微粉体及び超微粉体を装置外へ連続的に排出除去した後、所定粒径の粒子を機械式衝撃力を用いる該表面処理手段へ導入して表面改質処理を行い、再び分級し表面改質前へ循環させることにより、所定粒径以下の微粉体及び超微粉体が除かれた表面改質処理粒子であるトナー粒子を得る。【選択図】図1
請求項(抜粋):
少なくとも結着樹脂及び着色剤を含有する混合物を溶融混練し、得られた混練物を冷却した後、冷却物を粉砕手段によって粗粉砕し、 得られた粗粉砕物からなる粉体原料を、少なくとも粗粉砕物を微粉砕するために、粉砕手段内に投入するための粉体投入口と、固定子と、少なくとも中心回転軸に取り付けられた回転子と、微粉砕された粉体を粉砕手段から排出するための粉体排出口とを少なくとも有し、該固定子は該回転子を内包しており、該固定子の表面と該回転子の表面とは所定の間隙を有するように回転子は配置されて粉砕ゾーンを形成するよう構成されている機械式粉砕機に導入し、該粉砕ゾーンにおいて、該回転子の回転に伴って粉体原料を微粉砕し、 該機械式粉砕機によって得られた微粉砕物を、分級機に導入し、導入した微粉砕物を少なくとも微粉体及び粗粉体に分級し、分級された粗粉体を粉体原料と混入し、該機械式粉砕機に導入して粉砕し、 該分級機によって得られた微粉体を、少なくとも所定粒径以下の微粉体及び超微粉体を装置外へ連続的に排出除去する分級手段と、機械式衝撃力を用いる表面処理手段、及び該分級手段と該表面処理手段との間の空間を該分級手段へ導入される前の第一の空間と該分級手段により微粉体を分級除去された中粉体を該表面処理手段へ導入するための第二の空間に仕切る案内手段を有するよう構成された回分式の表面改質装置に導入し、前記微粉体を第一の空間に導入し、該分級手段により所定粒径以下の微粉体及び超微粉体を装置外へ連続的に排出除去しながら、第二の空間を経由して、機械式衝撃力を用いる該表面処理手段へ導入して表面改質処理を行い、再び第一の空間へ循環させることにより、一定時間分級と機械式衝撃力を用いる表面改質処理を繰り返すことにより、所定粒径以下の微粉体及び超微粉体が除かれた、表面改質処理粒子であるトナー粒子を得ることを特徴とするトナーの製造方法。
IPC (2件):
G03G9/087 ,  G03G9/083
FI (3件):
G03G9/08 381 ,  G03G9/08 101 ,  G03G9/08 321
Fターム (9件):
2H005AA01 ,  2H005AA02 ,  2H005AB04 ,  2H005AB09 ,  2H005CA04 ,  2H005EA03 ,  2H005EA06 ,  2H005EA07 ,  2H005FA06
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (8件)
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