特許
J-GLOBAL ID:200903080429299879

電流センサ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 板谷 康夫 ,  田口 勝美 ,  水田 愼一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-252152
公開番号(公開出願番号):特開2009-085620
出願日: 2007年09月27日
公開日(公表日): 2009年04月23日
要約:
【課題】電流の流れる電線を貫通させて電流検出する電流センサにおいて、不要外部磁界の検出を抑えて、電流測定精度を高める。【解決手段】電流センサ1は、開口3を有する4層構造のプリント基板2と、プリント基板2に形成された検出用コイル4とを備える。検出用コイル4は、プリント基板2内の絶縁性基板22の開口3周囲の表裏両面に形成された複数の放射状ライン41を、それらの両端部で貫通スルーホール7a乃至7cにより連続して接続されたトロイダルコイル42を備え、このコイル42を巻き進みコイル43と巻き戻しコイル44とに二重形成して直列接続して形成される。プリント基板2の表裏両面に非磁性導体のシールド部5を形成して検出用コイル4を覆う。これにより、両コイル43、44で検出される不要外部磁界を相殺すると共に、不要外部磁界の遮蔽効果を向上して、電流測定精度をさらに高めることができる。【選択図】図2
請求項(抜粋):
電流が流れる導体を貫通させるための開口を絶縁性基板に形成するとともに、該開口の周囲の表裏両面に放射状に形成された導体箔よりなる複数の放射状ラインを有し、この放射状ラインの両端部でそれぞれ前記表裏の放射状ラインを電気的に連続して接続するトロイダルコイルを備え、このトロイダルコイルを巻き進み方向と巻き戻し方向とに二重形成して連続接続してなる交流電流検出用コイルを備えた電流センサであって、 前記交流電流検出用コイルの表面を覆うための非磁性導体を有したシールド部をさらに備え、 前記絶縁性基板とシールド部は、前記導体箔が絶縁性基板で絶縁されて複数に積層された多層構造のプリント基板に形成されていることを特徴とする電流センサ。
IPC (2件):
G01R 15/18 ,  H01F 38/28
FI (2件):
G01R15/02 G ,  H01F40/06
Fターム (9件):
2G025AA05 ,  2G025AA11 ,  2G025AB14 ,  2G025AC01 ,  5E081AA05 ,  5E081AA12 ,  5E081BB03 ,  5E081DD22 ,  5E081EE11
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (6件)
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