特許
J-GLOBAL ID:200903083023297971

RE123系酸化物超電導バルク体の作製方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 今井 毅
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-047338
公開番号(公開出願番号):特開2000-247795
出願日: 1999年02月25日
公開日(公表日): 2000年09月12日
要約:
【要約】【課題】 製造工程を簡略化することができ、かつ狙いとする配向性の良い大型バルク体を安定して育成することが可能なRE123系酸化物超電導バルク体の溶融凝固法による作製方法を提供する。【解決手段】 バルク体作製原料を加熱・昇温して分解溶融させた後、これを降温し、図2に示すように前記分解温度よりも低い温度域において種結晶をその表面に接触させて種付けしてから、結晶成長温度で結晶成長を行わしめる。この場合、種結晶として“作製する酸化物バルク体”と同じ化学組成の結晶体を用い、種付けに際してはこれを予熱しておくのが好ましい。また、種付けの手法としては、種結晶を“種付け温度相当の融点を有した金属又は合金”の線材で支持して種付け面に近づけ、線材の溶融により種結晶を種付け面へ落下させる方法が適当である。
請求項(抜粋):
化学組成が一般式REBa2Cu3Ox (REは希土類元素の1種又は2種以上)で表され、かつ123相結晶構造を有して成るRE123系酸化物超電導バルク体を溶融凝固法により作製するに際して、まずバルク体作製原料を“作製するREBa2Cu3Ox 酸化物の123相”が分解溶融する温度以上の温度に保持して分解溶融させた後、これを降温しつつ、前記分解溶融温度よりも低い温度域にて123相結晶構造を有した種結晶をその表面に接触させて種付けし、続いて結晶成長温度で結晶成長させることを特徴とする、RE123系酸化物超電導バルク体の作製方法。
Fターム (7件):
4G077AA02 ,  4G077AB02 ,  4G077BC53 ,  4G077CD04 ,  4G077ED01 ,  4G077ED02 ,  4G077HA08
引用特許:
審査官引用 (5件)
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