特許
J-GLOBAL ID:200903085968816692
偏肉大型導光板の製造方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件):
久保山 隆
, 中山 亨
, 榎本 雅之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-047437
公開番号(公開出願番号):特開2005-238456
出願日: 2004年02月24日
公開日(公表日): 2005年09月08日
要約:
【課題】 対角寸法14インチ(355mm)以上で偏肉の液晶ディスプレイバックライト用導光板を、溶融樹脂から、性能良好な状態で製造する。【解決手段】 金型20は、成形品の最大厚み/最小厚みの比が1.1〜8 の範囲のものとし、かつ熱伝導率の高い金属からなるキャビティーブロック32,33がキャビティー面を形成するように配置し、そのキャビティーブロック32,33の内部に流体通路34を設け、流体切り換え手段により流体通路に熱媒と冷媒を交互に通すようにする。流体通路34に熱媒を通すことにより、射出される樹脂のガラス転移温度近傍の温度にキャビティー面が加熱された状態で、キャビティー29に溶融樹脂を注入して充填し、充填後は流体通路34に冷媒を通して、キャビティー面が樹脂のガラス転移温度より低い温度になるまで冷却することにより、充填された樹脂の温度調節を行い、偏肉の導光板に成形する。【選択図】 図3
請求項(抜粋):
対角寸法14インチ(355mm)以上の液晶ディスプレイ用導光板を成形するための金型を用い、該金型により形成されるキャビティーを射出装置のシリンダーに連通し、該射出装置から該キャビティーに溶融樹脂を注入充填して導光板に成形する方法であって;
該金型は、成形品の最小厚みに対する最大厚みの比が1.1から8 の範囲にあり、金型本体と、キャビティー面を形成するキャビティーブロックとを備え、該キャビティーブロックは、金型本体の金属よりも熱伝導率の高い金属で構成され、その内部に形成された流体通路を有し、該流体通路は、そこに通す流体を切り換えるための流体切り換え手段に接続され、該切り換え手段を介してその中に熱媒と冷媒を交互に通すことにより金型の温度調節機構を構成しており;
そして前記方法は、
前記流体通路に熱媒を通すことにより、金型キャビティーの表面が、そこに充填される樹脂のガラス転移温度近傍の温度であって、樹脂充填直後には該ガラス転移温度以上となる温度に加熱し;
こうして加熱されたキャビティーに前記溶融樹脂を充填し;
キャビティーが充填された後は、前記流体通路に冷媒を通すことにより、キャビティー表面が前記樹脂のガラス転移温度より低い温度になるまで冷却して偏肉導光板を得る
各工程を有することを特徴とする、大型導光板の製造方法。
IPC (4件):
B29C45/78
, B29C33/02
, B29C45/73
, G02F1/13357
FI (4件):
B29C45/78
, B29C33/02
, B29C45/73
, G02F1/13357
Fターム (35件):
2H091FA14Z
, 2H091FA23Z
, 2H091FA32Z
, 2H091FA41Z
, 2H091LA12
, 2H091LA16
, 4F202AF01
, 4F202AG05
, 4F202AH73
, 4F202AJ12
, 4F202AM36
, 4F202AP05
, 4F202AR06
, 4F202CA11
, 4F202CB29
, 4F202CN15
, 4F202CN27
, 4F206AA21
, 4F206AE10
, 4F206AF01
, 4F206AG05
, 4F206AH73
, 4F206AJ02
, 4F206AJ12
, 4F206AK01
, 4F206AK02
, 4F206AM32
, 4F206AM34
, 4F206AR065
, 4F206JA07
, 4F206JL02
, 4F206JM05
, 4F206JN43
, 4F206JQ01
, 4F206JQ81
引用特許:
出願人引用 (5件)
-
射出圧縮成形方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願平11-034518
出願人:旭化成工業株式会社
-
大型導光板の製造方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願2001-051731
出願人:住友化学工業株式会社
-
インクジェット記録装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願2000-235979
出願人:キヤノン株式会社
全件表示
審査官引用 (5件)
全件表示
前のページに戻る