特許
J-GLOBAL ID:200903088249198536

液状化現象予測システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 重信 和男 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-079474
公開番号(公開出願番号):特開2003-278171
出願日: 2002年03月20日
公開日(公表日): 2003年10月02日
要約:
【要約】【課題】地震によって液状化現象が生じた地盤の残留沈下量・残留水平変形量の予測【解決手段】地盤から原位置の土をサンプリング(地層B〜地層D)して供試体を作成し、要素試験対象層とする。特性が良くわかっている層等は、数値モデルで代用してもよい(地層A)。次に、入力条件の設定を行い、それぞれの層に、その地点の深さの地層が受けている上載荷重に相当する鉛直応力・水平応力・初期せん断力を作用させる。これで、地震が発生する前の土の応力状態を再現している。そうして、地震によるせん断変位と間隙水の移動量を供試体に与え、その応答としてのせん断応力と間隙水圧の発生量を得る。要素試験実施層は、地層要素に算定された変位および間隙水の移動量を、各要素に実際に与えて復元力および間隙水圧を測定する。このステップを順次繰返すことによって、液状化現象をシミュレーションできる。
請求項(抜粋):
液状化現象予測システムであって、対象の地盤からの供試体に対して、せん断応力を与えるせん断応力載荷手段と、前記供試体に対して、間隙水を与える間隙水注水手段と、ある時刻の変位と間隙水圧を計測する計測手段と、前記計測手段からのデータを収集するとともに、前記せん断応力載荷手段および間隙水注水手段を制御するデータ収集・制御手段とを備え、前記データ収集・制御手段は、せん断応力載荷手段を制御して前記供試体に対して地震動を与えるとともに、時刻ごとに計測手段からのデータにより前記供試体の振動解析および浸透流解析を行い、得られた結果により前記せん断応力載荷手段および間隙水注水手段を制御することにより、最終的な残留変形量を求めることを特徴とする液状化現象予測システム。
IPC (2件):
E02D 27/34 ,  E02D 1/00
FI (2件):
E02D 27/34 Z ,  E02D 1/00
Fターム (3件):
2D043AA09 ,  2D043AB07 ,  2D046DA17
引用特許:
出願人引用 (10件)
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