特許
J-GLOBAL ID:200903088909771803

アンチスキッドブレーキ制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 朝倉 悟 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-050040
公開番号(公開出願番号):特開平10-244930
出願日: 1997年03月05日
公開日(公表日): 1998年09月14日
要約:
【要約】【課題】 車輪共振時における過大な増圧および不用意な減圧を防止して、車両挙動の安定性の向上、ならびに駆動系とABS制御との共振抑制を図ること。【解決手段】 車輪速検出手段a,車輪加速度検出手段bを含む入力手段からの入力に基づいて、ブレーキ回路cの途中に設けられた液圧増減手段eにより制動作動手段dにおけるブレーキ液圧を減圧・保持・増圧させて車輪ロックの発生を防止あるいは抑制させるアンチスキッド制御を実行し、かつ、車輪加速度に基づいて車輪の共振を検出した時には、アンチスキッド制御を実行するにあたり通常制御時とは制御内容を変更する共振制御を実行する制御手段fとを備えたアンチスキッドブレーキ制御装置において、前記制御手段fを、共振制御時には、減圧開始タイミングを通常制御時に比べてスリップ量を許容する側に設定するとともに、増圧時の増圧量を通常制御時に比べて減少させるように構成した。
請求項(抜粋):
車輪速度を検出する車輪速検出手段と、車輪加速度を検出する車輪加速度検出手段と、運転者の制動操作に応じて発生したブレーキ液圧がブレーキ回路を介して伝達されて車輪に制動力を与える動作を行う制動作動手段と、前記ブレーキ回路の途中に設けられて、前記制動作動手段におけるブレーキ液圧を減圧・保持・増圧可能な液圧増減手段と、前記車輪速検出手段および車輪加速度検出手段を含む入力手段からの入力に基づいて、制動時に車輪がロックしそうな状態であると判定したら車輪のロックの発生を防止あるいは抑制させるアンチスキッド制御を実行し、かつ、車輪加速度に基づいて車輪の共振を検出した時には、前記アンチスキッド制御を実行するにあたり通常制御時とは制御内容を変更する共振制御を実行する制御手段とを備えたアンチスキッドブレーキ制御装置において、前記制御手段を、共振制御時には、減圧開始タイミングを通常制御時に比べてスリップ量を許容する側に設定するとともに、増圧時の増圧量を通常制御時に比べて減少させるように構成したことを特徴とするアンチスキッドブレーキ制御装置。
引用特許:
審査官引用 (10件)
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