特許
J-GLOBAL ID:200903089506859987

記録情報再生装置におけるクロストーク除去装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藤村 元彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-274220
公開番号(公開出願番号):特開平11-110712
出願日: 1997年10月07日
公開日(公表日): 1999年04月23日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 記録媒体から読み取られてサンプリングした読取サンプル値系列が同期ずれしても誤動作せず、同期復帰後は、直ちにクロストーク除去動作に移行可能な記録情報再生装置のクロストーク除去装置。【解決手段】 読取サンプル値系列中から隣接トラックからのクロストーク除去読取サンプル値系列を得る際、クロストーク除去読取サンプル値系列に生じた誤差値を0に収束させるべきフィルタ係数を求め、フィルタ係数に基づき読取サンプル値系列に対しフィルタリング処理を施して隣接トラックからのクロストーク成分を求め、読取サンプル値系列から、かかるクロストーク成分を減算したものをクロストーク除去読取サンプル値系列として得る。この際、読取サンプル値系列が非同期状態となっている期間中はフィルタ係数に代わり所定の固定係数値に基づき読取サンプル値系列に対しフィルタリング処理を施し隣接トラックからのクロストーク成分を求める。
請求項(抜粋):
記録媒体の記録トラックから読取られた読取信号をサンプリングして得た読取サンプル値系列から前記記録トラックの隣接トラックからのクロストークを除去したクロストーク除去読取サンプル値系列を得る記録情報再生装置におけるクロストーク除去装置であって、前記クロストーク除去読取サンプル値系列に生じている誤差値を0に収束させるべきフィルタ係数を求めるフィルタ係数演算回路と、前記読取サンプル値系列に対して前記フィルタ係数に基づくフィルタリング処理を施すことにより前記記録トラックの隣接トラックからのクロストーク成分を求める可変係数フィルタと、前記読取サンプル値系列から前記クロストーク成分を減算したものを前記クロストーク除去読取サンプル値系列として出力する減算器と、前記読取サンプル値系列が非同期状態となっている期間中は前記フィルタ係数演算回路にて求めた前記フィルタ係数に代わり所定の固定係数値を前記可変係数フィルタのフィルタ係数とする手段と、からなることを特徴とする記録情報再生装置におけるクロストーク除去装置。
引用特許:
出願人引用 (9件)
  • 特開平3-040225
  • 特開平3-156729
  • データ再生装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-073031   出願人:ソニー株式会社
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審査官引用 (4件)
  • 特開平3-040225
  • 特開平3-156729
  • データ再生装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-073031   出願人:ソニー株式会社
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