特許
J-GLOBAL ID:200903091514852171

自動変速機の変速制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-147767
公開番号(公開出願番号):特開2000-337503
出願日: 1999年05月27日
公開日(公表日): 2000年12月05日
要約:
【要約】【課題】 アクセル操作のハンチングを生ずるか否かの判定に走行抵抗が考慮されるようにして当該判定を正確になし、ハンチング防止を高精度に行う。【解決手段】 アップシフト時S7で、スロットル開度TVO およびタービン回転数N <SB>t </SB>からタービントルクT<SB>t </SB>(1) を検索し、S8で、T <SB>t </SB>(1) と、変速前ギヤ比G<SB></SB><SB>RTO </SB>(1) と、定数kを掛けて変速前車輪駆動力F1を算出する。S9では、車速変化量ΔVSP と、車両重量W<SB>V </SB>と、定数K<SB>a </SB>とを掛て変速前加速抵抗RESIa(1) を求め、S10 で、F1からRESIa(1) を引いて、勾配抵抗および走行抵抗の合計抵抗RESI<SB>ALL </SB>(1) を算出する。S11 では、変速パターンにおける高速段から現在の変速段へのダウンシフト線上での現在の車速に対応するスロットル開度TVO <SB>DWN </SB>を検索し、S12 で、TVO <SB>DWN </SB>およびN <SB>t </SB>から、高速段での最大タービントルクT<SB>t </SB>(2) を検索し、S13 で、T<SB>t </SB>(2) と、高速段ギヤ比G<SB>RTO </SB>(2) と、定数kとを掛けて高速段での最大車輪駆動力F2を算出する。S14 でF2<RESI<SB>ALL </SB>(1) と判定したら、アクセル操作のハンチングを生ずるからS15 でアップシフトを禁止する。
請求項(抜粋):
車速およびエンジン負荷から予定の変速パターンを基に変速の要否を判定し、この判定結果に応じ変速を行うようにした自動変速機において、前記変速の指令が高速段へのアップシフト指令である時、現在のエンジン負荷および選択変速段のギヤ比を基に求めた現在の車輪駆動力から車両の加速抵抗を差し引いて得られる、車両の勾配抵抗および走行抵抗の合計抵抗と、前記変速パターンにおける前記高速段および選択変速段間のダウンシフト線上での現在の車速に対応するダウンシフトエンジン負荷、および前記高速段のギヤ比を基に求めた該高速段での最大車輪駆動力とを比較して、該高速段での最大車輪駆動力が前記勾配抵抗および走行抵抗の合計抵抗よりも小さい場合は、前記アップシフト指令に呼応する変速を禁止するよう構成したことを特徴とする自動変速機の変速制御装置。
IPC (3件):
F16H 61/16 ,  F16H 59:14 ,  F16H 59:44
Fターム (17件):
3J052AA07 ,  3J052BB01 ,  3J052BB16 ,  3J052DA06 ,  3J052GC13 ,  3J052GC23 ,  3J052GC32 ,  3J052GC44 ,  3J052GC46 ,  3J052GC51 ,  3J052GC72 ,  3J052GD01 ,  3J052GD04 ,  3J052GD05 ,  3J052HA01 ,  3J052KA01 ,  3J052LA01
引用特許:
審査官引用 (27件)
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