特許
J-GLOBAL ID:200903091951182061
合成開口レーダ装置及び数値標高モデル作成方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
宮田 金雄
, 高瀬 彌平
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-355409
公開番号(公開出願番号):特開2004-191053
出願日: 2002年12月06日
公開日(公表日): 2004年07月08日
要約:
【課題】画像の各画素に対し、その画素の位相値を周囲の画素の位相値を平均化算出するフィルタリング処理により位相ノイズを除去していた為、数値標高モデルの算出精度が劣化してしていた。【解決手段】観測対象物に対してパルス送信し、得られた2つのSAR画像データを干渉させ、その干渉性が最大となるリサンプルデータを作成する手段と、更に2つのSAR画像データの一方とリサンプルデータとの位相差を算出し、平面位相を除去してインタフェログラムを生成する手段と、インタフェログラムの位相ノイズを検出し、ウェーブレット変換して位相ノイズを除去する手段と、インタフェログラムで0〜2πに畳込まれている位相を絶対位相に展開する手段と、位相アンラップ手段の出力としての絶対位相を高度に変換する手段と、地上の突起物がニアレンジに倒れ込んで見えるフォアショートニングを補正し数値標高モデルを算出する手段を備えた。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
観測対象の地上物に対して異なる2つの軌道から各々パルスを送信し、上記地上物から反射されたパルスを受信し、この受信パルスをビデオ信号に周波数変換し、ディジタル変換した受信信号を画像処理して合成開口レーダ(Synthetic Aperture Radar;SAR)画像データを生成し、得られた2つのSAR画像データを干渉させ、その干渉性が最大となるリサンプルデータを作成するレジストレーション手段と、
上記2つのSAR画像データのうちの一方を選択し、このSAR画像データと上記リサンプルデータとの位相差を算出し、平面位相を除去してインタフェログラムを生成するインタフェログラム生成手段と、
上記インタフェログラム生成手段より出力されるインタフェログラムの位相ノイズを検出し、この位相ノイズが閾値よりも大きい場合に、このインタフェログラムをウェーブレット変換して位相ノイズを除去する位相ノイズ除去手段と、
上記インタフェログラムにおいて0〜2πに畳込まれている位相を絶対位相に展開する位相アンラップ手段と、
上記位相アンラップ手段の出力の絶対位相を高度に変換する位相高度変換手段と、
地上の突起物がニアレンジに倒れ込んで見えるフォアショートニングを補正し、数値標高モデルを算出するフォアショートニング補正手段と、
を備えたことを特徴とする合成開口レーダ装置。
IPC (3件):
G01S13/90
, G06T1/00
, G06T5/00
FI (3件):
G01S13/90
, G06T1/00 285
, G06T5/00 300
Fターム (17件):
5B057AA14
, 5B057CE02
, 5B057CG05
, 5B057CH01
, 5J070AB01
, 5J070AC02
, 5J070AD05
, 5J070AE07
, 5J070AF06
, 5J070AF08
, 5J070AH14
, 5J070AH31
, 5J070AH34
, 5J070AH50
, 5J070AK22
, 5J070BE02
, 5J070BE04
引用特許:
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