特許
J-GLOBAL ID:200903096935341747

エレベータの制振装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三谷 惠 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-300247
公開番号(公開出願番号):特開2000-128459
出願日: 1998年10月22日
公開日(公表日): 2000年05月09日
要約:
【要約】【課題】 低コストでしかもかごの振動を適切に抑制することができるエレベータの制振装置を提供することである。【解決手段】 振動センサ6からかご1の振動が検出されると、制御器7はその振動を抑制するための制御信号をアクチュエータ8のサーボモータ12に出力する。サーボモータ12はボールネジ13を駆動し、これにより錘9はその逆U字型の凹部内に配置された1本のリニアガイド11に沿って移動する。この場合、ボールネジ13の軸心は錘9の重心位置を貫通して配置されているので、錘9自身の慣性力とボールネジ13から伝えられる駆動力とによるモーメントがほとんど発生しない。そのため、そのモーメントに起因して生じる振動の発生がなく適切に振動を防止できる。
請求項(抜粋):
かご床の水平方向の振動を検出する振動センサと、前記かご床近傍に配置され水平方向に移動可能な錘と、かごの振動が抑制される方向に前記錘を移動させるためのアクチュエータと、前記振動センサの検出信号に基づいて前記アクチュエータへの制御信号を出力する制御器とを備えたエレベータの制振装置において、前記錘は、その断面形状が逆U字型に形成され、前記アクチュエータは、前記錘の逆U字型の凹部内に配置された1本のリニアガイドと、軸心が前記錘の重心位置を貫通するように配置されたボールネジと、前記制御器からの制御信号に基づいて前記ボールネジを駆動するためのサーボモータとを備えたことを特徴とするエレベータの制振装置。
IPC (2件):
B66B 11/02 ,  B66B 1/06
FI (2件):
B66B 11/02 D ,  B66B 1/06 L
Fターム (4件):
3F002CA10 ,  3F002GA08 ,  3F306AA12 ,  3F306CA27
引用特許:
出願人引用 (8件)
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審査官引用 (6件)
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