特許
J-GLOBAL ID:200903099002854807

トリポード型等速ジョイント

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井上 義雄 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-350706
公開番号(公開出願番号):特開2001-165182
出願日: 1999年12月09日
公開日(公表日): 2001年06月19日
要約:
【要約】【課題】 比較的安価かつ単純な構成を採りながら、シャダー等の振動を効果的に抑制したトリポード型等速ジョイントを提供する。【解決手段】 各トラニオン15の外周面には、ローラ19が、ニードル軸受17を介して回転かつ軸方向に所定量の変位自在に嵌合し、ニードル軸受17と一体にトラニオン15に対して所定量揺動可能となっている。また、ローラ19の転動面21は、トラック面9に対応する凸円弧状断面形状に形成されている。ローラ19をガイド11に当接させた状態において、ローラ19の転動面21の曲率中心Orがトラック面9の曲率中心Otsよりハウジング外周側に所定量αをもってオフセットし、かつ、車両装着時の常用ジョイント角度において、トラニオン15の外周面の曲率中心Otrが前記トラック面9の曲率中心Otsよりハウジング3の中心側に所定量βをもってオフセットするように設定されている。
請求項(抜粋):
軸方向一端側が開口した中空筒状に形成され、第1の回転軸の軸端に固着されるハウジングと、このハウジングの内面に円周方向で等間隔に形成された3箇所の凹部と、これら各凹部内で互いに対向する部位に前記ハウジングの軸心に沿って延設された一対のトラック面と、前記各凹部内で前記トラック面のハウジング外周側に形成されたガイドと、略凸球面状の外周面を有して前記各凹部内に進入する3本のトラニオンがその外周面に円周方向で等間隔に突設されると共に、第2の回転軸の軸端に固着されるトリポードと、前記各トラニオンの外周面にそれぞれニードル軸受を介して回転かつ摺動自在に外嵌すると共に、それぞれの外周に前記トラック面に対応する転動面が形成された3個のローラとを備えた車両用のトリポード型等速ジョイントであって、前記トラック面が凹円弧断面形状に形成される一方、ローラの転動面が当該トラック面に対応する凸円弧断面形状に形成され、前記ローラを前記ガイドに当接させた状態において、当該ローラの転動面の曲率中心が前記トラック面の曲率中心よりハウジング外周側にオフセットし、かつ、車両装着時の常用ジョイント角度において、前記トラニオンの外周面の曲率中心が前記トラック面の曲率中心よりハウジング中心側にオフセットするように設定したことを特徴とするトリポード型等速ジョイント。
引用特許:
出願人引用 (6件)
  • トリポード型等速ジョイント
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-140361   出願人:日本精工株式会社
  • 等速回転継手
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-045227   出願人:ジー・ケー・エヌ・オートモーティヴ・アクチエンゲゼルシャフト
  • トリポード型等速自在継手
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-347612   出願人:エヌティエヌ株式会社
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