特許
J-GLOBAL ID:200903099068732095

残響制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 若原 誠一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-046158
公開番号(公開出願番号):特開平9-244638
出願日: 1996年03月04日
公開日(公表日): 1997年09月19日
要約:
【要約】【課題】 残響音の繰り返し感を無くし、繰り返し周期毎の不整合感を緩和させることにより、自然音に近い残響効果を得る。【解決手段】 右音源用の反射・残響装置10R内の第1後期残響音生成回路RV1からは、前の初期反射音と後の初期反射音とをループタイムT7毎に繰り返し遅延させた後期残響音列データSSAが生成される。左音源用の反射・残響装置10L内の第2後期残響音生成回路RV2からは、前の初期反射音と後の初期反射音とをイニシャルディレイタイムT8だけ遅延させ、さらにループタイムT7毎に繰り返し遅延させた後期残響音列データSSBが生成される。これらの遅延周期の位相がずれた残響音列SSAとSSBは重なり合って聴者の耳に到達する。このようにして生成された残響音は、聴者には異なる遅延時間で反射して来る多数の残響音の集合音として聞こえ、残響音のループタイム毎の音感の不整合感および繰り返し感が解消される。
請求項(抜粋):
楽音を発生する楽音発生手段と、この楽音発生手段から発生された楽音を繰り返し遅延させて残響音を生成する第1の残響音生成手段と、この第1の残響音生成手段によって遅延される楽音の遅延内容を決定する第1の遅延決定手段と、上記楽音発生手段から発生された楽音を繰り返し遅延させて残響音を生成する第2の残響音生成手段と、この第2の残響音生成手段によって遅延される楽音の遅延内容を決定する第2の遅延決定手段と、上記第1の残響音生成手段によって遅延される楽音の遅延周期の位相と上記第2の残響音生成手段によって遅延される楽音の遅延周期の位相とをずらす遅延位相制御手段とを備えたことを特徴とする残響制御装置。
IPC (3件):
G10H 1/00 ,  G10K 15/12 ,  H04S 7/00
FI (3件):
G10H 1/00 C ,  H04S 7/00 Z ,  G10K 15/00 B
引用特許:
出願人引用 (13件)
  • 特開昭58-014898
  • 特開昭53-029101
  • 残響音生成装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-038608   出願人:株式会社河合楽器製作所
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審査官引用 (9件)
  • 音場シミユレータ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-259582   出願人:戸田建設株式会社
  • 音場制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-167685   出願人:富士通テン株式会社
  • 特開昭53-029101
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