特許
J-GLOBAL ID:200903099339742679

プロピレン系ブロック共重合体

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-283046
公開番号(公開出願番号):特開2003-206325
出願日: 2002年09月27日
公開日(公表日): 2003年07月22日
要約:
【要約】 (修正有)【解決手段】メタロセン触媒を用いて、プロピレン重合体成分(PP)を製造する前段工程及びプロピレン-エチレン共重合体成分(EP)を製造する後段工程によって得られるプロピレン系ブロック共重合体であって、当該ブロック共重合体のメルトフローレート、PP・EP含有量、高結晶ポリプロピレン部分の分子量、融点などが特定のパラメータを満たすことを特徴とする。【効果】成形材料として使用した場合、良好な剛性-耐衝撃性のバランスを示し、耐熱性、成形性に優れるために成形した際に良好な外観を呈する。
請求項(抜粋):
メタロセン触媒を用いて、プロピレン重合体成分(PP)を製造する前段工程及びプロピレン-エチレン共重合体成分(EP)を製造する後段工程によって得られるプロピレン系ブロック共重合体であって、当該ブロック共重合体が、下記の要件(1)〜(6)を満たすことを特徴とするプロピレン系ブロック共重合体。(1)メルトフローレート(MFR)が、0.1〜150g/10分である。(2)100°Cのオルトジクロルベンゼンに不溶、かつ140°Cのオルトジクロルベンゼンに可溶な成分のプロピレン含有量が、99.5重量%以上である。(3)プロピレン系ブロック共重合体中のプロピレン-エチレン共重合体成分(EP)の含有量が、5〜50重量%である。(4)EPのエチレン含有量(G)が、15〜65重量%である。(5)クロス分別法により求めるプロピレン系ブロック共重合体中の高結晶ポリプロピレン成分の重量平均分子量(Mw)と数平均分子量(Mn)の比であるMw/MnをQ値とし、当該高結晶ポリプロピレン成分の分子量分布曲線のピーク位置に相当する分子量の常用対数をP、ピーク高さの5%高さとなる位置の分子量の常用対数をLおよびH(Lはピーク分子量より低分子量側、Hはピーク分子量より高分子量側)とし、αおよびβをそれぞれα=H-P、β=P-Lと定義した時に、Q値およびα/βが下記関係を満たす。ア)Q値 ≧ 2.3イ)α/β ≧ 0.4 × Q値(6)当該ブロック共重合体の融点が157°C以上である。
Fターム (10件):
4J026HA04 ,  4J026HA27 ,  4J026HA35 ,  4J026HB03 ,  4J026HB04 ,  4J026HB27 ,  4J026HB35 ,  4J026HB43 ,  4J026HB48 ,  4J026HE02
引用特許:
出願人引用 (9件)
全件表示
審査官引用 (15件)
全件表示

前のページに戻る