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J-GLOBAL ID:201002219070076564   整理番号:10A0944405

暗号LSIの電源ノイズシミュレーションによるサイドチャネル解析

著者 (4件):
資料名:
巻: 2010  号:ページ: 1666-1672  発行年: 2010年06月30日 
JST資料番号: L6741A  ISSN: 1882-0840  資料種別: 会議録 (C)
記事区分: 短報  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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現代の暗号技術では,アルゴリズムの安全性は理論的に検証されているが実装の不備などを悪用する物理的な攻撃にさらされる危険性がある。物理的な攻撃の1つであるサイドチャネル攻撃は,暗号モジュールの消費電力や放射電磁波などの物理量を計測・解析することで非破壊的に内部情報を暴露する手法であり,様々な解析手法や対策の研究が進められている。また,対策手法をLSIに施し効果を実装後に検証するには莫大な製造コストが必要とされるため,暗号モジュールの実装前に実装安全性をシミュレーションなどによって評価する研究もなされている。しかし,各々の研究では独自の実装環境からデバイスの近似モデルを構築しており,そのモデルを用いたシミュレーションにより物理的な特性を正しく近似できているか検証を行うことが困難であった。このような理由から,我々は暗号LSIを製造し実際の物理的なパラメータから近似モデルを構築することにより,サイドチャネル攻撃向けの標準シミュレーション評価環境の構築を進めている。本研究ではシミュレーション評価環境の構築に向け,暗号アルゴリズムのAES回路を65nmテクノロジのASICに実装したモジュールの近似モデルを生成し,シミュレーションにより得られる電力波形の検証を行った。その結果,モジュールの寄生容量を1つのキャパシタとして近似するモデルを用いたシミュレーションの波形によりサイドチャネル解析が可能であることを確認できた。また,AES回路のS-box構成を4種実装して電力解析を行った結果,回路構成の違いによる解析結果への影響が表れることを確認できた。(著者抄録)
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分類 (4件):
分類
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符号理論  ,  半導体集積回路  ,  データ保護  ,  専用演算制御装置 
タイトルに関連する用語 (6件):
タイトルに関連する用語
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