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J-GLOBAL ID：201002235752649278   整理番号：10A0680103

「健康食品」中の大豆たんぱく質および大豆イソフラボンの定量と表示に関する調査研究

Food Labeling and Actual Contents of Soy Protein and Soybean Isoflavones in Health Foods

著者 (7件)： 谷中かおる (健康・栄養研) ,  東泉裕子 (健康・栄養研) ,  松本輝樹 (健康・栄養研) ,  竹林純 (健康・栄養研) ,  卓興鋼 (健康・栄養研 情報セ) ,  山田和彦 (女子栄養大 栄養) ,  石見佳子 (健康・栄養研)
資料名： 栄養学雑誌  (Japanese Journal of Nutrition and Dietetics)
巻： 68  号： 3  ページ： 234-241  発行年： 2010年06月01日 
JST資料番号： F0151A  ISSN： 0021-5147  CODEN： EYGZA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 大豆蛋白質を強化した「健康食品」について大豆蛋白質および15種類の大豆イソフラボンの定量を行い,以下の結果を得た。1)大豆蛋白質の測定値は特定保健用食品・蛋白質強化食品とも表示値の90~118%であった,2)大豆イソフラボンの測定値は表示値の90~122%であった,3)大豆イソフラボン含有量表示のない蛋白質強化食品の一部で厚生労働省で定められた上限を超えるアグリコンが確認された,4)豆乳には配糖体とマロニル配糖体が多く含まれ,蛋白質強化食品には配糖体,マロニル配糖体,アグリコンの多種成分が混在している,など。

シソーラス用語： 健康食品 ,  *大豆タンパク質 ,  *イソフラボノイド ,  ダイズ ,  食品成分 ,  *食品分析 ,  特定保健用食品 ,  強化食品 ,  *品質表示 ,  豆乳 ,  配糖体 ,  アグリコン ,  *大豆イソフラボン ,  機能性食品

分類 (3件)： 食品の分析  (FJ01030U) ,  食品蛋白質  (FJ09020N) ,  野菜とその加工品  (FJ11020O)

引用文献 (13件)：

• 1) Santell, R.C., Chang, Y.C., Nair, M.G. and Helferich, W.G.: Dietary genistein exerts estrogenic effects upon the uterus, mammary gland and the hypothalamic/pituitary axis in rats, J. Nutr., 127, 263-269 (1997)
• 2) 内閣府食品安全委員会:「大豆イソフラボンを含む特定保健用食品の安全性評価の基本的な考え方」,http://www.fsc.go.jp/hyouka/hy/hy-singi-isoflavone_kihon.pdf, (2010年1月7日)
• 3) 厚生労働省:「大豆イソフラボンを含む特定保健用食品等の取扱いに関する指針」,http://www.mhlw.go.jp/houdou/2006/02/dl/h0202-1c.pdf, (2010年1月7日)
• 4) Xu, Z., Wu, Q. and Godber, J.S.: Stabilities of daidzin, glycitin, genistin, and generation of derivatives during heating, J. Agric. Food Chem., 50, 7402-7406 (2002)
• 5) Mathias, K., Ismail, B., Corvalan, C.M. and Hayes, K.D.: Heat and pH effects on the conjugated forms of genistin and daidzin isoflavones, J. Agric. Food Chem., 54, 7495-7502 (2006)

タイトルに関連する用語 (6件)： 健康食品 ,  大豆たんぱく質 ,  大豆イソフラボン ,  定量 ,  調査 ,  研究