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J-GLOBAL ID：201002282956062029   整理番号：10A0184732

シイタケ培地へ添加したトレハロースの子実体への影響(第2報)-栄養材の種類と子実体の収量,鮮度保持,食味評価との関係-

Effect of trehalose added into substrate on fruit bodies of Lentinula edodes II Relationship between nutrients and yields, freshness preservation and taste evaluation of fruit bodies

著者 (5件)： 寺嶋芳江 (千葉県農林総合研究セ 森林研) ,  渡辺智子 (千葉県保健医療大) ,  鈴木亜夕帆 (千葉県保健医療大) ,  白坂憲章 (近畿大 農) ,  寺下隆夫 (近畿大 農)
資料名： 日本きのこ学会誌  (Mushroom Science and Biotechnology)
巻： 17  号： 4  ページ： 145-149  発行年： 2009年12月31日 
JST資料番号： L6615A  ISSN： 1348-7388  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 米ぬか,ふすま,あるいは両者の混合物を栄養材とし,トレハロースを培地へ3%添加してシイタケを栽培した。添加により,ふすま培地において3回目までの総収量は比較的多くなり,Mサイズ以上の子実体個数割合はやや大きくなった。ふすま培地からの子実体のトレハロース含有量は全発生回を通して多かった。しかし,添加した場合,各集中発生における子実体の15°Cで6日間保存後のヒダの明度を示すL^*値は明確には高くはなく,鮮度保持効果は認められなかった。官能検査の結果,ふすま培地からの子実体の「総合評価」は特に高かった。以上から,栄養材としてふすまを用いた場合に子実体収量と食味評価にトレハロース添加のプラス効果が最も大きく現れることがわかった。(著者抄録)

シソーラス用語： *シイタケ ,  子実体 ,  貯蔵安定性 ,  栄養素 ,  菌床栽培 ,  計測 ,  *官能検査 ,  固体培地 ,  ふすま ,  米糠 ,  おが屑 ,  広葉樹 ,  味 ,  *作物収量 ,  二糖類 ,  ピラノシド ,  グルコシド
準シソーラス用語： Lentinula edodes ,  おが粉 ,  シイタケ栽培 ,  栄養材 ,  子実体収量 ,  食味 ,  食味評価 ,  鮮度測定 ,  鮮度保持 ,  測定 ,  培地基材

分類 (2件)： 野菜  (FC03043X) ,  食品の品質  (FJ01040F)

物質索引 (1件)： トレハロース

引用文献 (13件)：

• 櫻井実. 表面. 1996, 34, 213-219
• 奥和弘. 日食工誌. 1999, 46, 749-753
• 寺嶋芳江. 木材学会誌. 2008, 55, 170-175
• 菅原龍幸. きのこと健康. 2001, 44-53
• 平出政和. 第50回日本木材学会大会研究発表要旨集, 2000. 2000, 498

タイトルに関連する用語 (8件)： シイタケ ,  培地 ,  トレハロース ,  子実体 ,  栄養 ,  収量 ,  鮮度保持 ,  食味評価