特許
J-GLOBAL ID:201003016538680575

構造物の品質種別の判別方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 坂口 信昭
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-222989
公開番号(公開出願番号):特開2010-060286
出願日: 2008年09月01日
公開日(公表日): 2010年03月18日
要約:
【目的】 構造物の躯体内部に発生している健全部と異常部との判別、更に異常部の異常種別を感覚に頼らずに定量的に判別することで熟練を必要とすることなく、しかも様々な現場にも柔軟に対応することができる適用範囲の広い判別方法を提供する。【構成】被測定対象の構造物に、衝撃を加えることで得られる応答信号を加えた衝撃力の大きさで除することで得られた規準化応答を用いる方法であり、 規準化応答の後期応答乃至は全時間応答を用い、信号集合の各信号に対して1/Nオクターブバンド分析したレベル値から、健全部のデータ集合と異常部のデータ集合を教師信号とする各周波数バンドにおける品質種別毎の平均値μ1、μ2と標準偏差σ1、σ2を求め、各バンドにおける品質種別間の規準化距離δを特定の式(1)で求め、得られた各規準化距離δの値の内、値が大であるものから任意の個数の値を抽出し、抽出した値から構造物の各部位における品質種別を判別する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
被測定対象である構造物に、インパルスハンマーの如き任意の手段により衝撃を加えることで得られる応答信号を、前記加えた衝撃力の大きさで除することで得られた規準化応答を用いて構造物の品質種別を判別する方法であって、 前記品質種別の判別が、健全部と異常部(欠陥部或いは損傷部)との判別であると共に、前記異常部の異常種別(亀裂・空隙・剥離等)の判別であり、 前記規準化応答の後期応答(全時間応答から初期応答を引いたもの)乃至は全時間応答を用い、該後期応答乃至は全時間応答の信号集合の各信号に対して1/Nオクターブバンド分析したレベル値から、健全部のデータ集合と判別すべき異常部のデータ集合を教師信号とする各周波数バンドにおける品質種別毎の平均値μ1、μ2と標準偏差σ1、σ2を求め、各バンドにおける品質種別間の規準化距離δを下記式(1)で求め、得られた各規準化距離δの値の内、値が大であるものから任意の個数(1個又は複数)の値を抽出し、抽出した値から構造物の各部位における品質種別を判別することを特徴とする構造物の品質種別の判別方法。
IPC (1件):
G01N 29/12
FI (1件):
G01N29/12
Fターム (15件):
2G047AA10 ,  2G047BA04 ,  2G047BC04 ,  2G047BC10 ,  2G047CA03 ,  2G047EA10 ,  2G047EA12 ,  2G047GD02 ,  2G047GG09 ,  2G047GG12 ,  2G047GG17 ,  2G047GG20 ,  2G047GG28 ,  2G047GG33 ,  2G047GG37
引用特許:
出願人引用 (6件)
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審査官引用 (5件)
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