特許
J-GLOBAL ID:201003031088170546
乳酸菌によるビタミンK2の産生に有利な培養方法および食品の製造におけるその適用
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (7件):
清水 初志
, 刑部 俊
, 新見 浩一
, 小林 智彦
, 渡邉 伸一
, 井上 隆一
, 大関 雅人
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-530889
公開番号(公開出願番号):特表2010-505405
出願日: 2007年10月04日
公開日(公表日): 2010年02月25日
要約:
本発明は、ビタミンK2を産生する乳酸菌の少なくとも1つの株を培養することによって得られるビタミンK2の量を増加させるための方法であって、ここで、休止細胞培養によって産生されるビタミンK2の量が、標準的発酵条件下での該株の培養によって得られるビタミンK2の量に対して少なくとも1.2の割合で高くなるように、該株の培養を休止細胞条件において行う方法に関する。本発明はまた、上記方法に従ってビタミンK2を産生する乳酸菌の培養から得られるバイオマスに関する。本発明はさらに、ビタミンK2を産生するための方法、ビタミンK2で強化された発酵製品および/またはフレッシュな乳製品を含む食品を製造するための方法、ならびにこのようにして得られる食品に関する。
請求項(抜粋):
ビタミンK2を産生する乳酸菌の少なくとも1つの株を培養することによって得られるビタミンK2の量を増加させる方法であって、ここで、該株を休止細胞条件下で培養し、少なくとも以下の工程を含む方法:
a)約108 CFU/ml〜約1011 CFU/mlの範囲の量の生存細菌細胞を好適な培養培地に接種する工程;および
b)休止細胞培養によって産生されるビタミンK2の量が、工程b)の終わりに、標準的発酵条件下で該株を培養することによって得られるビタミンK2の量よりも、少なくとも約1.2倍高くなるように、このように接種された該培地を、約4時間〜約48時間の範囲の時間の間、約4°C〜約50°Cの範囲の温度で発酵させる工程。
IPC (3件):
C12P 7/66
, A23L 1/302
, C12N 1/20
FI (3件):
C12P7/66 Z
, A23L1/302
, C12N1/20 A
Fターム (28件):
4B018MD23
, 4B018MD86
, 4B018MD91
, 4B018ME05
, 4B018MF13
, 4B064AD94
, 4B064CA02
, 4B064CB30
, 4B064CC06
, 4B064CC09
, 4B064CC12
, 4B064CD07
, 4B064CD12
, 4B064CD21
, 4B064DA10
, 4B065AA01X
, 4B065AC14
, 4B065BA22
, 4B065BB10
, 4B065BB13
, 4B065BB24
, 4B065BC01
, 4B065BC03
, 4B065BC06
, 4B065BC08
, 4B065BC50
, 4B065CA09
, 4B065CA41
引用特許:
引用文献:
審査官引用 (3件)
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J. Dairy Sci., 1999, Vol.82, pp.1897-1903
-
Science, 1981, Vol.214, No.27, pp.987-995
-
Journal of Bacteriology, 2001, Vol.183, No.15, pp.4509-4516
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