特許
J-GLOBAL ID:201003042953302242

ペロブスカイト型酸化物の相転移誘起方法、電子機能素子材料として用いられるペロブスカイト型酸化物、ペロブスカイト型酸化物を用いた電子機能素子及び電子装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 木村 満 ,  末次 渉 ,  鶴 寛 ,  毛受 隆典
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-283474
公開番号(公開出願番号):特開2010-166039
出願日: 2009年12月14日
公開日(公表日): 2010年07月29日
要約:
【課題】モット絶縁体であるペロブスカイト型酸化物の絶縁体相-金属相間の相転移を容易に誘起することができるペロブスカイト型酸化物の相転移誘起方法を提供する。【解決手段】本発明のペロブスカイト型酸化物の相転移を誘起するための相転移誘起方法は、絶縁体相にあるペロブスカイト型酸化物に、これまでの数kV/cmよりも2桁低い40V/cm〜80V/cm程度の電場を印加することで、絶縁体相にあるペロブスカイト型酸化物を金属相に相転移させると共に、電場の印加により金属相に相転移したペロブスカイト型酸化物を冷却させることで、常磁性金属相にあるペロブスカイト型酸化物を強磁性金属相に相転移させる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
ペロブスカイト型酸化物の相転移を誘起するための相転移誘起方法であって、 前記ペロブスカイト型酸化物は、組成式AxByOzで表されるペロブスカイト型結晶構造を有し、前記組成式AxByOzにおいて、前記元素Aは、アルカリ土類金属から選ばれる少なくとも1種の元素であり、前記元素Bは、遷移元素から選ばれる少なくとも1種の元素のうち、4d軌道または5d軌道に存在する電子が10個未満である元素である場合において、 絶縁体相にあるペロブスカイト型酸化物に所定の電圧を与えることにより、前記ペロブスカイト型酸化物に所定の電場を印加する電場印加ステップと、 前記電場印加ステップにおいて前記ペロブスカイト型酸化物に印加される前記電場を用いて、前記絶縁体相にある前記ペロブスカイト型酸化物を金属相に相転移させる第1の相転移誘起ステップと を含むことを特徴とするペロブスカイト型酸化物の相転移誘起方法。
IPC (8件):
H01L 27/10 ,  H01L 21/824 ,  H01L 27/105 ,  H01L 43/08 ,  H01L 45/00 ,  H01L 49/00 ,  H01L 29/786 ,  H01L 29/84
FI (8件):
H01L27/10 451 ,  H01L27/10 447 ,  H01L27/10 448 ,  H01L43/08 M ,  H01L45/00 Z ,  H01L49/00 Z ,  H01L29/78 618B ,  H01L29/84 Z
Fターム (42件):
4G048AA05 ,  4G048AB03 ,  4G048AD08 ,  4M112AA01 ,  4M112BA01 ,  4M112BA03 ,  4M112CA41 ,  4M112CA42 ,  4M112CA47 ,  4M112CA48 ,  4M112CA49 ,  4M112CA51 ,  4M112CA52 ,  4M112CA53 ,  4M112DA06 ,  4M112DA07 ,  4M112DA09 ,  4M112DA13 ,  4M112EA01 ,  4M112EA03 ,  4M112EA11 ,  4M112EA13 ,  4M112FA01 ,  4M112FA07 ,  4M112GA03 ,  4M119BB01 ,  4M119BB03 ,  4M119DD42 ,  5F083CR20 ,  5F083FZ10 ,  5F083JA60 ,  5F092AB07 ,  5F092AC08 ,  5F092AC12 ,  5F092BB25 ,  5F092BB45 ,  5F110AA30 ,  5F110BB13 ,  5F110CC02 ,  5F110GG01 ,  5F110GG42 ,  5F110GG43
引用特許:
審査官引用 (6件)
全件表示

前のページに戻る