特許
J-GLOBAL ID:201003048329568937

レーダ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 矢作 和行 ,  野々部 泰平 ,  久保 貴則
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-051259
公開番号(公開出願番号):特開2010-203980
出願日: 2009年03月04日
公開日(公表日): 2010年09月16日
要約:
【課題】電子スキャン方式を用いながらグレーティングローブの影響をより抑えることを可能にするレーダ装置を提供する。【解決手段】送信アンテナ4の各アンテナ素子4a間の距離によって決まる、送信アンテナ4のメインローブとグレーティングローブとの方位差をα1とし、受信アンテナ5a・5b・5cの各アンテナ同士の距離から決まる、それぞれの位相が同相になる方位幅をβ1とするとともに、a周期分の位相折り返し(a>1)までを利用して(a×β1)の方位範囲について前記ターゲットの方位の検出を行うとした場合に、α1=a×β1の式に示す関係を成り立たせるように送信アンテナ4の各アンテナ素子4a間の距離と受信アンテナ5a・5b・5cの各アンテナ同士間の距離とをとって送信アンテナ4および受信アンテナ5a・5b・5cを配置する。【選択図】図2
請求項(抜粋):
1つ以上の送信用のアレイアンテナから放射されたビームについてのターゲットからの反射波を複数の受信用のアンテナで受信し、この複数の受信用のアンテナのそれぞれで受信した前記ターゲットからの反射波である受信波の位相差をもとに前記ターゲットの方位を検出するレーダ装置であって、 前記アレイアンテナのアンテナ素子ごとに位相の制御を行うことによって所望の方位範囲にビームを放射させる位相制御部と、 前記受信波の位相差が、位相差をもとにしてターゲットの方位を一意に求めることができる範囲を超えたときに生じる位相折り返しをも利用することによって、前記複数の受信用のアンテナにおける前記受信波の位相差をもとに検出した前記ターゲットの方位と、このターゲットの方位を検出した際のビームの方位範囲とに基づいて、最終的なターゲットの方位を検出する第1方位検出部と、を備え、 前記送信用のアレイアンテナの各アンテナ素子間の距離によって決まる、前記送信用のアレイアンテナのメインローブとグレーティングローブとの方位差をα1とし、前記受信用のアンテナの各アンテナ同士間の距離から決まる、それぞれの位相が同相になる方位幅をβ1とするとともに、 a周期分の位相折り返し(a>1)までを利用して(a×β1)の方位範囲について前記ターゲットの方位の検出を行うとした場合に、以下の式 α1=a×β1 を成り立たせるように前記送信用のアレイアンテナの各アンテナ素子間の距離と前記受信用のアンテナの各アンテナ同士間の距離とをとって前記送信用のアレイアンテナおよび前記受信用のアンテナを配置していることを特徴とするレーダ装置。
IPC (1件):
G01S 7/02
FI (1件):
G01S7/02 F
Fターム (10件):
5J070AC13 ,  5J070AD02 ,  5J070AD05 ,  5J070AD08 ,  5J070AD09 ,  5J070AD10 ,  5J070AG07 ,  5J070AH34 ,  5J070AK08 ,  5J070AK32
引用特許:
審査官引用 (7件)
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