特許
J-GLOBAL ID:201003049451603553

レーダ装置、測定方法、及び測定プログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 平井 安雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-160439
公開番号(公開出願番号):特開2010-002265
出願日: 2008年06月19日
公開日(公表日): 2010年01月07日
要約:
【課題】FM-CW方式を用いたレーダで目標対象物の検出を行う場合に、複数の目標対象物が存在するときに、上昇区間及び下降区間の各ビート信号を正確に組み合わせることができるレーダ装置等を提供する。【解決手段】周波数を時間的に変移させた送信波を送信し、目標対象物によって反射された反射波を受信し、送信波と受信した反射波とを混合したビート信号を用いてUP区間とDOWN区間の周波数ピークのペアを決定した結果に基づいて目標対象物の位置と速度を求めるレーダ装置において、異なる測定時間におけるUP区間、又はDOWN区間の一方のピーク対を抽出し、周波数差、及び測定時間間隔から目標対象物の移動距離と速度を算出する。算出した移動速度に対して、同方位測定時間において前記周波数差を満たす、対となるピーク(前記一方のUP区間、又はDOWN区間と異なる他方のUP区間、又はDOWN区間)のペアを決定する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
周波数を変調させながら送信する信号を用いて目標対象物の位置及び速度を求めるレーダ装置において、 所定の周波数範囲内で、周波数が次第に上昇する上昇区間及び周波数が次第に下降する下降区間を含む送信信号を、送信方向と同方位にある目標対象物に対して所定の測定時間間隔で送信する信号送信手段と、 前記信号送信手段が送信した送信信号に対する前記目標対象物からの反射信号を受信する信号受信手段と、 前記信号送信手段が送信した送信信号及び前記信号受信手段が受信した受信信号を混合してビート信号を発生するビート信号発生手段と、 前記ビート信号発生手段が発生したビート信号を周波数分析する周波数分析手段と、 前記周波数分析手段が周波数分析を行った結果に基づいて、任意の一の測定時間における前記上昇区間又は下降区間のいずれか一方の任意の一のピーク、及び、任意の他の測定時間における前記いずれか一方の上昇区間又は下降区間の任意の一のピークを抽出するピーク抽出手段と、 前記ピーク抽出手段が抽出した、それぞれ異なる測定時間におけるピークの周波数の差分に基づいて、前記目標対象物の移動距離を算出する移動距離算出手段と、 前記移動距離算出手段が算出した移動距離、並びに、前記任意の一の測定時間及び前記任意の他の測定時間の測定時間間隔に基づいて、前記目標対象物の移動速度を算出する移動速度算出手段と、 前記移動速度算出手段が算出した速度に対応する周波数ピーク位置と最も近い位置に存在する、前記任意の他の測定時間における前記いずれか一方の上昇区間又は下降区間と異なる他方の上昇区間又は下降区間のピークと、前記ピーク抽出手段が抽出した、前記任意の他の測定時間における前記いずれか一方の上昇区間又は下降区間のピークとをペアとして決定するペア決定手段とを備え、 前記ペア決定手段が決定したペアのピーク周波数の差分値に基づいて、前記目標対象物の位置、及び速度を算出するレーダ装置。
IPC (2件):
G01S 13/34 ,  G01S 13/93
FI (2件):
G01S13/34 ,  G01S13/93 Z
Fターム (12件):
5J070AB19 ,  5J070AC02 ,  5J070AC08 ,  5J070AC11 ,  5J070AF01 ,  5J070AF02 ,  5J070AH25 ,  5J070AH26 ,  5J070AH31 ,  5J070AH35 ,  5J070AJ13 ,  5J070AK15
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (5件)
  • 追尾レーダ装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-360643   出願人:株式会社豊田中央研究所
  • 車両用レーダ装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2003-137904   出願人:株式会社デンソー
  • FMCWレーダ装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-076169   出願人:株式会社豊田中央研究所
全件表示

前のページに戻る