特許
J-GLOBAL ID:201003051577385327
熱伝導性シリコーンゲル硬化物
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
河備 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-293018
公開番号(公開出願番号):特開2010-120979
出願日: 2008年11月17日
公開日(公表日): 2010年06月03日
要約:
【課題】熱伝導性が良好で、未硬化時における優れたポットライフ特性を有するとともに、硬化後には低ブリード性に優れた熱伝導性シリコーンゲル硬化物を提供する。【解決手段】(A)分岐型オルガノポリシロキサン、(B)オルガノハイドロジェンポリシロキサン、(C)付加反応触媒および(D)熱伝導性フィラーを含有する組成物を熱硬化してなる熱伝導性シリコーンゲル硬化物であって、(A)成分の分岐型オルガノポリシロキサンは、一般式(1)で表され、かつ25°Cにおける粘度が10〜100,000mPa・sであり、及び(B)成分のオルガノハイドロジェンポリシロキサンは、分子内に、一般式(2)で表される単位を有することを特徴とする低ブリード性の熱伝導性シリコーンゲル硬化物など。【選択図】なし
請求項(抜粋):
(A)分岐型オルガノポリシロキサン、(B)オルガノハイドロジェンポリシロキサン、(C)付加反応触媒および(D)熱伝導性フィラーを含有する組成物を熱硬化してなる熱伝導性シリコーンゲル硬化物であって、
(A)成分の分岐型オルガノポリシロキサンは、下記一般式(1)で表され、かつ25°Cにおける粘度が10〜100,000mPa・sであり、及び
(B)成分のオルガノハイドロジェンポリシロキサンは、分子内に、下記一般式(2)で表される単位を有することを特徴とする熱伝導性シリコーンゲル硬化物。
一般式(1):
[R1aSiO(4-a)/2]p[R22SiO2/2]q[R2bR3cSiO(4-b-c)/2]r
(式中、R1は、同一または異種の炭素数1〜10の一価炭化水素基であり、R2は、同一または異種の炭素数1〜10の一価炭化水素基であり、R3は、同一または異種の炭素数2〜10のアルケニル基であり、aは0または1であり、bは0〜2の整数であり、cは1〜3の整数であって、2≦b+c≦3を満たし、p、q、rは、1≦p≦30、100≦q、2≦rであり、且つ、0.1≦[100×p/(p+q+r)]≦5.0を満たす。)
一般式(2):
[R4dHeSiO(4-d-e)/2]s
(式中、R4は、同一または異種の炭素数1〜10の一価炭化水素基であり、dは1または2であり、eは1または2であって、2≦d+e≦3を満たし、sは2以上の数であり、但し、式(1)のcが1で、rが2の場合は、sは3以上である。)
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (21件):
4J002CP04X
, 4J002CP14W
, 4J002DA027
, 4J002DA037
, 4J002DA067
, 4J002DA116
, 4J002DD076
, 4J002DE047
, 4J002DE077
, 4J002DE097
, 4J002DE117
, 4J002DE147
, 4J002DF017
, 4J002DJ017
, 4J002DJ057
, 4J002DK007
, 4J002FB097
, 4J002FB167
, 4J002FD206
, 4J002FD207
, 4J002GQ00
引用特許:
出願人引用 (2件)
-
放熱材の製造方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願2007-019574
出願人:モメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ・ジャパン合同会社
-
付加反応硬化型シリコーン組成物
公報種別:公開公報
出願番号:特願2005-353798
出願人:モメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ・ジャパン合同会社
審査官引用 (10件)
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