特許
J-GLOBAL ID:201003075710164335

車輪用軸受装置およびアクスルモジュール

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 田中 秀佳 ,  白石 吉之 ,  城村 邦彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-211010
公開番号(公開出願番号):特開2010-047057
出願日: 2008年08月19日
公開日(公表日): 2010年03月04日
要約:
【課題】ハブ輪の生産性に優れ、円周方向のガタの抑制を図ることができ、しかも、ハブ輪と等速自在継手の外側継手部材との連結作業性に優れるとともに、ハブ輪と等速自在継手の外側継手部材との嵌合が安定して強度的にも優れた車輪用軸受装置及びこのような車輪用軸受装置を用いたアクスルモジュールを提供する。【解決手段】外側継手部材の軸部12に雄スプライン41を設ける。軸部12をハブ輪1の孔部22に圧入することにより、ハブ輪1の孔部22の内径面37に雄スプライン41に嵌合する雌スプライン42を形成する。これにより、雄スプライン41と雌スプライン42との嵌合接触部位全域が密着する凹凸嵌合構造Mを構成する。ホイールの内周に嵌合するホイールパイロット部97を、ハブ輪1とは別部材にて構成した。【選択図】図1
請求項(抜粋):
内周に複列の外側軌道面が一体に形成された外方部材と、一端部に車輪取付フランジを一体に有し、外周に前記複列の外側軌道面に対向する一方の内側軌道面と、この内側軌道面から軸方向に延びる円筒状の小径段部が形成されたハブ輪、およびこのハブ輪に内嵌され、外周に前記複列の外側軌道面に対向する他方の内側軌道面と、この内側軌道面から軸方向に延びる軸部が一体に形成された等速自在継手の外側継手部材からなる内方部材と、この内方部材と前記外方部材の両軌道面間に転動自在に収容された複列のボールとを有する転がり軸受を備え、ハブ輪の孔部に嵌挿される等速自在継手の外側継手部材の軸部が凹凸嵌合構造を介してハブ輪に一体化される車輪用軸受装置であって、 外側継手部材の軸部の外径面とハブ輪の孔部の内径面とのどちらか一方に設けられて軸方向に延びる凸部を、軸方向に沿って他方に圧入し、この他方に凸部に密着嵌合する凹部を凸部にて形成して、凸部と凹部との嵌合接触部位全域が密着する前記凹凸嵌合構造を構成するとともに、外側継手部材の外径面に前記軸受のインボード側の軌道面を形成し、かつホイールの内周に嵌合するホイールパイロット部を、前記ハブ輪とは別部材にて構成したことを特徴とする車輪用軸受装置。
IPC (4件):
B60B 35/14 ,  B60B 35/18 ,  B60B 27/00 ,  F16C 19/18
FI (4件):
B60B35/14 U ,  B60B35/18 A ,  B60B27/00 J ,  F16C19/18
Fターム (9件):
3J701AA02 ,  3J701AA32 ,  3J701AA43 ,  3J701AA54 ,  3J701AA62 ,  3J701BA77 ,  3J701FA41 ,  3J701FA44 ,  3J701GA03
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 車輪用軸受ユニット
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2003-139700   出願人:日本精工株式会社
審査官引用 (13件)
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