特許
J-GLOBAL ID:201003076624477009
光電気セルおよび該光電気セル用多孔質金属酸化物半導体膜形成用塗料
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
牧村 浩次
, 高畑 ちより
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-281765
公開番号(公開出願番号):特開2010-108855
出願日: 2008年10月31日
公開日(公表日): 2010年05月13日
要約:
【課題】低温で加熱処理しても光増感材が脱離することのない光電気セルを提供する。【解決手段】電極層表面に光増感材を吸着した多孔質金属酸化物半導体膜を有する光電気セルにおいて、多孔質金属酸化物半導体膜が、(i)可視光吸収光増感材を吸着した酸化チタン粒子と、(ii)近赤外線から赤外線吸収光増感材を吸着した酸化チタン粒子および/または(iii)近紫外線吸収光増感材を吸着した酸化チタン粒子とからなり、前記(i)〜(iii)の光増感材を吸着する酸化チタン粒子が、それぞれ平均粒子径が5〜200nmの範囲にある酸化チタン微粒子と、平均粒子径が0.5〜10μmの範囲にあり、細孔容積が0.1〜0.8ml/gの範囲にある多孔質酸化チタン微粒子集合体との混合物からなり、かつ、前記多孔質金属酸化物半導体膜(1)が80〜200°Cで加熱処理して得られたものである光電気セル。【選択図】図1
請求項(抜粋):
表面に電極層(1)を有し、かつ該電極層(1)表面に光増感材を吸着した多孔質金属酸化物半導体膜(1)が形成されてなる基板(1)と、表面に電極層(2)を有する基板(2)とが、前記電極層(1)および電極層(2)が対向するように配置してなり、多孔質金属酸化物半導体膜(1)
と電極層(2)との間に電解質層を設けてなる光電気セルにおいて、
多孔質金属酸化物半導体膜(1)が、
(i)可視光吸収光増感材を吸着した酸化チタン粒子と、
(ii)近赤外線から赤外線吸収光増感材を吸着した酸化チタン粒子および/または(iii)近
紫外線吸収光増感材を吸着した酸化チタン粒子とからなり、
前記(i)〜(iii)の光増感材を吸着する酸化チタン粒子が、それぞれ
平均粒子径が5〜200nmの範囲にある酸化チタン微粒子と、
平均粒子径が0.5〜10μmの範囲にあり、細孔容積が0.1〜0.8ml/gの範囲にある多孔質酸化チタン微粒子集合体との混合物からなり、
かつ、前記多孔質金属酸化物半導体膜(1)が80〜200°Cで加熱処理して得られたも
のであることを特徴とする光電気セル。
IPC (2件):
FI (2件):
H01M14/00 P
, H01L31/04 Z
Fターム (13件):
5F051AA14
, 5F151AA14
, 5H032AA06
, 5H032AS06
, 5H032AS16
, 5H032BB02
, 5H032CC16
, 5H032EE02
, 5H032EE08
, 5H032EE12
, 5H032EE16
, 5H032HH04
, 5H032HH06
引用特許:
出願人引用 (10件)
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特開平1-220380号公報
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特表平5-504023号公報
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光電気セルの製造方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願2008-197846
出願人:日揮触媒化成株式会社
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審査官引用 (8件)
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光電気セルの製造方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願2008-197846
出願人:日揮触媒化成株式会社
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金属酸化物分散物及びその塗布方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願2005-014370
出願人:昭和電工株式会社
-
光電変換素子
公報種別:公開公報
出願番号:特願平11-045475
出願人:アイシン精機株式会社
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