特許
J-GLOBAL ID:201103018954411800
防振装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
特許業務法人しんめいセンチュリー
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-089759
公開番号(公開出願番号):特開2011-220434
出願日: 2010年04月08日
公開日(公表日): 2011年11月04日
要約:
【課題】製品コストの低減を図りつつ、イナータンスの低減を図ることができる防振装置を提供すること。【解決手段】ブラケット部材20の先端側が下方へ変位する場合には、開口部45からブラケット部材20の下面側を下方へ逃がすことができる。この場合、ブラケット部材20の両側面とストッパゴム部材40の内面との間に間隙が形成されているので、ブラケット部材20にストッパゴム部材40が追従することを抑制して、ストッパゴム部材40が質量対として作用することを低減できる。一方、ブラケット部材20の先端側が上方へ向けて変位する場合には、ブラケット部材20の上面がストッパゴム部材40の内面に衝突して、変位と逆方向の入力を相対的に作用させることで、振動を減衰させることができる。その結果、イナータンスの低減を図ることができる。また、イナータンスの低減により、ダイナミックダンパを不要として、製品コストを低減できる。【選択図】図12
請求項(抜粋):
車体側に取り付けられる下側部材、前記下側部材の上側に間隔を隔てて配置される上側部材および前記上側部材を前記下側部材に連結すると共にゴム状弾性体から構成される防振基体を有するマウント装置と、
前記マウント装置の上側部材の上面に先端側が取り付けられると共に根元側が振動発生体側に取り付けられるブラケット部材と、
前記ブラケット部材の先端側を取り囲むと共に前記マウント装置の下側部材に固着される変位規制部材と、
前記ブラケット部材の先端側から装着され前記ブラケットの外面を被覆すると共にゴム状弾性体から構成されるストッパゴム部材と、を備えた防振装置において、
前記ブラケット部材は、断面矩形の直方体形状に形成され前記直方体形状の下面が前記マウント装置の上側部材の上面に取り付けられるブラケット先端部と、前記ブラケット先端部に連設され前記振動発生体側に取り付けられるブラケット根元部と、を備え、
前記ストッパゴム部材は、前記ブラケット部材のブラケット先端部の外面を被覆する先端ゴム部と、前記先端ゴム部に連設されると共に前記ブラケット部材のブラケット根元部の外面を被覆する根元ゴム部と、を備え、
前記先端ゴム部は、前記ブラケット部材のブラケット先端部における下面全体を露出させる大きさに開口形成される開口部を備えると共に、前記先端ゴム部の内面と前記ブラケット部材のブラケット先端部における両側面との間にそれぞれ間隙が形成されることを特徴とする防振装置。
IPC (2件):
FI (3件):
F16F15/08 E
, F16F15/08 C
, B60K5/12 J
Fターム (25件):
3D235BB18
, 3D235BB19
, 3D235CC01
, 3D235DD01
, 3D235EE05
, 3D235EE09
, 3D235EE20
, 3J047AA03
, 3J047AB01
, 3J047CA04
, 3J047CB06
, 3J047FA02
, 3J048AA01
, 3J048AD05
, 3J048BA01
, 3J048BA24
, 3J048BE03
, 3J048CB05
, 3J048DA01
, 3J048EA01
, 3J066AA26
, 3J066BA01
, 3J066BB01
, 3J066BC07
, 3J066BD05
引用特許:
出願人引用 (6件)
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防振装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願2006-316079
出願人:東洋ゴム工業株式会社
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エンジンマウントのストッパ組付構造
公報種別:公開公報
出願番号:特願2003-346273
出願人:東海ゴム工業株式会社
-
エンジンマウント
公報種別:公開公報
出願番号:特願2004-282526
出願人:東洋ゴム工業株式会社
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審査官引用 (2件)
-
防振装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願2006-316079
出願人:東洋ゴム工業株式会社
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エンジンマウントのストッパ組付構造
公報種別:公開公報
出願番号:特願2003-346273
出願人:東海ゴム工業株式会社
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