特許
J-GLOBAL ID:201103049266504260

パチンコ遊技機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 山本 喜幾 ,  山田 健司 ,  多賀 久直
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-022283
公開番号(公開出願番号):特開2000-218006
特許番号:特許第4164844号
出願日: 1999年01月29日
公開日(公表日): 2000年08月08日
請求項(抜粋):
【請求項1】 遊技盤内で展開されるパチンコゲームの入賞に対する所定数の賞球と、遊技用の球貸し金額に定められた設定数の貸し球とを夫々区分して払出し得る球払出装置(K)を備えたパチンコ遊技機にあって、 前記球払出装置(K)の一側部に上下に延在させて設けられ、遊技機裏側における球貯留供給経路(16)側から供給されたパチンコ球を通入出し得る球通路(56)と、この球通路(56)の下流に接続して球払出装置(K)の一側部側から他側部側に向かうにつれて下方傾斜する球案内路(59)から2方向に分岐状態で連通され、球払出装置(K)の他側部側に位置して該球案内路(59)の傾斜下端に接続する賞球出路(60)および球払出装置(K)の一側部側に位置して該球案内路(59)の傾斜上端側に接続する貸し球出路(61)と、外周に前記球通路(56)に臨む球受け部(67)を有し、該球通路(56)内のパチンコ球を球受け部(67)で受けて球切り回転時に払出し得るようにした球送り体(66)と、この球送り体(66)を回転不能と回転可能との状態に切換え得る規制部材(72)と、球払出し指令条件に基いて作動・停止制御されて規制部材(72)を切換え制御し得る電動制御手段(68)と、前記球案内路(59)から賞球出路(60)と貸し球出路(61)とに分岐する連絡口部に枢支されて、先端が球案内路(59)の上流側をなす壁部に支持されて該球案内路(59)の下側を構成した状態で球案内路(59)と賞球出路(60)とを連通する第1姿勢および湾曲面を貸し球通路(61)側に臨ませた状態で球案内路(59)と貸し球出路(61)とを連通する第2姿勢に位置切換え可能で、常には第1姿勢へ向けて付勢される流路変向部材(81)と、球払出し指令条件に基いて作動・停止制御されて、停止時に前記流路変向部材(81)の第1姿勢への変位保持を許容すると共に、作動時に該流路変向部材(81)を第1姿勢から第2姿勢に切換え保持する電動切換え手段(85/110)と、互いに1球分の間隔で前記球通路(56)に臨ませて配置され、前記球通路(56)に臨む前記球受け部(67)で受けた球を検出する第1検出具(74)および球送り体(66)の回転により球受け部(67)から球通路(56)に放出された球を1個ずつカウント検出する第2検出具(75)を有する検出手段と、前記流路変向部材(81)より下流側に位置して前記賞球出路(60)に配設され、該賞球出路(60)に排出される賞球をカウント検出する賞球検出手段(91)と、前記流路変向部材(81)より下流側に位置して前記貸し球出路(61)に配設され、該貸し球出路(61)に排出される貸し球をカウント検出する貸し球検出手段(92)とを備えた前記球払出装置(K)と、 本体(100)に形成され、セーフ球が通入する通路(101)と、この通路(101)内のセーフ球を1個ずつ通過検出するセーフ球検出スイッチ(31)と、このセーフ球検出スイッチ(31)の上方および下方に形成したストッパー部(102a,102b)を有し、1回毎の処理作動によりセーフ球に対する拘束と解放とによる通入出規制を行なう規制処理部材(102)と、この規制処理部材(102)を各規制状態に交互に切換え操作する電磁ソレノイド(103)とを備え、全体を本体(100)単位で取扱い得るよう構成したセーフ球検出処理装置(L)と、 球貸し信号または前記セーフ球検出スイッチ(31)による検出信号の入力タイミングによって先に入力された信号に基づく球払出しの終了後に、先の信号の後に入力された信号に基づいて前記電動制御手段(68)および前記電動切換え手段(85/110)を順次制御する優先比較処理部(97)を有し、前記第2検出具(75)の検出に基づいて賞球および貸し球の払出し数を制御する払出し制御基板(36)とを備え、 前記球払出装置(K)は、前記セーフ球検出スイッチ(31)からの検出信号の入力に基づき前記払出し制御基板(36)によって前記電動切換え手段(85/110)が停止制御されて、前記流路変向部材(81)を第1姿勢に保持したもとで、前記電動制御手段(68)を作動して球送り体(66)の球切り回転を許容して、前記第2検出具(75)により払出し数の賞球がカウント検出された時点で電動制御手段(68)を停止すると共に、前記貸し球信号の入力に基づき払出し制御基板(36)によって電動切換え手段(85/110)が作動制御されて、前記流路変向部材(81)を第2姿勢に保持したもとで、前記電動制御手段(68)を作動して球送り体(66)の球切り回転を許容して、前記第2検出具(75)により払出し数の貸し球がカウント検出された時点で電動制御手段(68)を停止するよう構成し、 前記セーフ球検出処理装置(L)は、前記球払出装置(K)における賞球の払出し終了に基づいて、前記払出し制御基板(36)によって前記電磁ソレノイド(103)を1回作動制御して、前記規制処理部材(102)を作動することで、前記セーフ球検出スイッチ(31)の検出位置にあるセーフ球を解放すると共に、次のセーフ球を前記検出位置に受入れるよう構成した ことを特徴とするパチンコ遊技機。
IPC (1件):
A63F 7/02 ( 200 6.01)
FI (2件):
A63F 7/02 324 C ,  A63F 7/02 352 C
引用特許:
審査官引用 (7件)
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