特許
J-GLOBAL ID:201103061439235740

回転伝達装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 鎌田 文二 ,  鳥居 和久 ,  東尾 正博
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-144721
公開番号(公開出願番号):特開2002-340020
特許番号:特許第4289804号
出願日: 2001年05月15日
公開日(公表日): 2002年11月27日
請求項(抜粋):
【請求項1】 内方部材1と、上記内方部材1と同心状に固定された中空の外方部材2と、内方部材1と外方部材2との間に設けた軸受19と、上記内方部材1または外方部材2を、軸受3を介して支持するハウジング4と、この外方部材2と内方部材1との環状空間内に介在する保持器5と、この保持器5の周方向位置に形成したポケット内に収容される係合子6とを有し、電磁コイル16の入り切りによりロータ15に対して吸着と解除を行うアマチュア13が上記保持器5に連結し、電磁コイル16の入り切りにより上記内方部材1または外方部材2に対して上記保持器5の位相を変えることにより、上記係合子6を上記内方部材1と外方部材2との係合、脱離を行うクラッチを構成する回転伝達装置において、上記アマチュア13とロータ15の間に、電磁コイル16がOFFの時にアマチュア13とロータ15の密着を離反させ、アマチュア13とロータ15間に隙間を設けるための波ばね18を設け、上記ハウジング4と、上記内方部材1または外方部材2の少なくとも一方との間に、内部への異物の侵入を防止するシール装置20をハウジング端面から内側奥に、ハウジング4と外方部材2とが軸方向に移動した場合に、シール装置20がハウジング4の開口から外側に飛び出すことを防止する段差aが生じるように凹ませて配置し、上記このシール装置20は、内周側のシール板22と外周側のシール板23とを有し、内周側のシール板22は、外方部材2の外径面に圧入される円筒部22bと立板部22aとからなる断面L字状に形成され、外周側のシール板23は、ハウジング4の開口側端部の内面に圧入される円筒部23bと立板部23aとからなる断面L字状に形成され、内周側のシール板22の立板部22aと外周側のシール板23の立板部23aとが互いに対向し、外周側のシール板23に一体化させたゴム24に、シールリップとしてサイドリップ24aと2枚のラジアルリップ24b、24cとを設け、サイドリップ24aおよびラジアルリップ24b、24cは、内周側のシール板22の立板部22aおよび円筒部22bに各々摺接し、内周側のシール板22の立板部22aは、外周側のシール板23の円筒部23bと径方向隙間をもって対峙してラビリンスシール25を構成し、外周側のシール板23に一体化させた上記ゴム24が、円筒部23bと立板部23aの先端を巻き込んでいることを特徴とする回転伝達装置。
IPC (5件):
F16D 15/00 ( 200 6.01) ,  F16C 33/78 ( 200 6.01) ,  F16D 27/112 ( 200 6.01) ,  F16D 41/02 ( 200 6.01) ,  F16J 15/32 ( 200 6.01)
FI (5件):
F16D 15/00 Z ,  F16C 33/78 Z ,  F16D 27/10 341 W ,  F16D 41/02 A ,  F16J 15/32 311 K
引用特許:
審査官引用 (9件)
  • 回転伝達装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-182476   出願人:エヌティエヌ株式会社
  • 密封装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-245305   出願人:エヌティエヌ株式会社
  • クローラ駆動軸のシール部構造
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-069038   出願人:三菱農機株式会社
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