特許
J-GLOBAL ID:201103077110615791

二重環縫いミシンの針糸案内装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-377411
公開番号(公開出願番号):特開2001-187290
特許番号:特許第4296560号
出願日: 1999年12月30日
公開日(公表日): 2001年07月10日
請求項(抜粋):
【請求項1】 縫製進行方向に対し直交する方向に並設された上下方向に往復運動自在な複数本の針と、これら針が下死点から針糸ループを作りながら上昇していく過程で複数本の針の並設方向の一方から他方に向けて前進して複数の針糸ループの中へ順次進入するルーパーと、ミシンアーム部の外側部に配置され、針の上下往復運動に連動して上下方向に往復駆動揺動することにより糸調子器及び定置針糸道を経て針へ供給される針糸の繰出しを制御する可動針糸繰り糸道と、この可動針糸繰り糸道の先端近傍位置のミシンアーム部に固定設置され、上記針が下死点に位置し可動針糸繰り糸道が下方へ揺動したとき、該可動針糸繰り糸道の先端部に形成されている針糸繰り孔とこの先端針糸繰り孔及び定置針糸道間に掛け渡しされる針糸の途中部分を屈曲案内するように可動針糸繰り糸道の揺動基端側に形成された針糸繰り孔との間の針糸部分を下方から受止め支持する針糸受けとを備えている二重環縫いミシンの針糸案内装置において、 上記針糸受けの糸受面近くの位置に、針の下死点からの上昇運動に連動する可動針糸繰り糸道の上方への揺動に伴い、ルーパーの進入が速い側の針に供給される針糸は針糸受けの糸受面から離れて真っ直ぐ上方へ移動される一方、上記ルーパーの進入が遅い側の針へ供給される針糸は上記針糸受けの糸受面の下部傾斜面に当接し、この傾斜面に擦られながら斜め上方へ移動されてその針糸ループへのルーパーの進入直前に針糸に引張り力を付与し、その引張り力付与状態をルーパーが針糸ループに進入するまで維持するようなカム面が設けられており、このカム面は、針糸ループへのルーパーの進入後にも針糸に糸締めのための引張り力を引き続いて付与するような形状に形成されていることを特徴とする二重環縫いミシンの針糸案内装置。
IPC (2件):
D05B 47/04 ( 200 6.01) ,  D05B 1/10 ( 200 6.01)
FI (2件):
D05B 47/04 A ,  D05B 1/10 Z
引用特許:
審査官引用 (13件)
  • 糸繰り装置付ミシン
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-042792   出願人:ヤマトミシン製造株式会社
  • 二重環縫いミシンの縫い目形成方法および装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-244329   出願人:ジューキ株式会社
  • 糸繰り装置付ミシン
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-126233   出願人:ヤマトミシン製造株式会社
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