特許
J-GLOBAL ID:201103085580513530

酸素センサの劣化信号生成装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山本 尚
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-010429
公開番号(公開出願番号):特開2011-149780
出願日: 2010年01月20日
公開日(公表日): 2011年08月04日
要約:
【課題】外部装置とグランドの共通化を図った上で、動作環境に依存することなく精度の高い検出信号を取得して、劣化信号を生成することができる酸素センサの劣化信号生成装置を提供する。【解決手段】ECU3に電力を供給するバッテリ4の接地側のラインと、センサシミュレータ1に電力を供給する外部電源5の接地側のラインとを、接続線6で電気的に接続し、グランドの共通化を図る。その上で、基準センサ2のOZ(-)ポートとOZ(+)ポートの電位を取得し、マイクロコンピュータ10で差分値(検出信号の信号値)を加工する。そして、出力回路40において、ECU3の入力インターフェイス7のIN1ポートの電位を取得し、加工した検出信号の信号値を重畳し、劣化信号の信号値としてIN2ポートに出力する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
内燃機関の排気ガス中の酸素濃度に応じ、特定空燃比を境にして信号値が急変する検出信号を出力する酸素センサが劣化したときの前記検出信号の信号値を擬似的に生成し、劣化信号として外部装置に出力するとともに、前記外部装置とは異なる電源から電力の供給を受ける酸素センサの劣化信号生成装置であって、 前記外部装置に電力を供給する第1電源の接地線と、自身が電力の供給を受ける第2電源の接地線とを電気的に接続する接続手段と、 基準となる前記酸素センサである基準センサの基準電位側の第1出力線と酸素濃度に応じて電位の大きさが変動するセンサ電位側の第2出力線とのそれぞれに接続され、前記第1出力線の第1電位と前記第2出力線の第2電位とを取得する第1取得手段と、 前記第1電位と前記第2電位との第1差分値を求める演算手段と、 前記第1差分値に対し、所望する劣化状態に応じた演算を行い、第2差分値に加工する加工手段と、 前記外部装置に前記酸素センサを接続した場合に前記第1出力線が接続される、前記外部装置の基準電位側の第1入力線から、前記第1入力線の第3電位を取得する第2取得手段と、 前記第3電位に前記第2差分値を重畳した第4電位を信号値とする前記劣化信号を生成し、前記外部装置に前記酸素センサを接続した場合に前記第2出力線が接続される、前記外部装置のセンサ電位側の第2入力線に出力する出力手段と、 を備えたことを特徴とする酸素センサの劣化信号生成装置。
IPC (3件):
G01N 27/26 ,  G01N 27/409 ,  F02D 45/00
FI (4件):
G01N27/26 391A ,  G01N27/26 361D ,  G01N27/58 B ,  F02D45/00 368H
Fターム (5件):
2G004BL01 ,  2G004BL17 ,  3G384BA09 ,  3G384DA42 ,  3G384FA40B
引用特許:
出願人引用 (10件)
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