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J-GLOBAL ID:201202201308684094   整理番号:12A0460402

煮干(加工日本産アンチョビ)からのエキス中のセレン種のキャラクタリゼーション

Characterization of Selenium Species in Extract from Niboshi (a Processed Japanese Anchovy)
著者 (4件):
資料名:
巻: 60  号:ページ: 348-353 (J-STAGE)  発行年: 2012年 
JST資料番号: G0504A  ISSN: 0009-2363  CODEN: CPBTAL  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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魚は日本人のためのセレン豊化食材であり,主要なセレン源である。煮干は,日本のカタクチイワシ(シラスミヤコグサ)から加工され,一般に日本料理のスープを調製するために使用されている。本研究では煮干エキス中のセレン種を,限外濾過,イオン交換クロマトグラフィーおよび質量分析により特性化する。煮干中のセレン種はアミノ酸と蛋白性種と共に,無極性溶媒(ヘキサン)よりも極性溶媒(水とエタノール)により,より多く抽出された。煮干からの水抽出液中のセレンは,主として5 kDaのより小さい分子量を有する有機セレン化合物に起因していた。セレノアミノ酸およびセレノ蛋白質ならびにその断片が抽出に関与していたが,セレン種の大部分は,セレノアミノ酸およびその誘導体以外の低分子量有機セレン化合物であるように思われた。イオン交換クロマトグラフィー分離では,抽出物中のセレン種のほとんどは,アニオン性および/または双性的特徴を有していることを明らかとなった。煮干エキスからのこれらのセレン種の一つが,イオン対抽出に続く質量分析によって80Seに対するm/z577で検出された。(翻訳著者抄録)
シソーラス用語:
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分類 (1件):
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動物性水産食品 

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