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J-GLOBAL ID:201202235952640830   整理番号:12A1430854

乾燥ワカメ(Undaria pinnatifida)およびワカメ粉含有焼き製品(スコーン類)におけるフコキサンチンの安定性

Stability of Fucoxanthin in Dried Undaria Pinnatifida (Wakame) and Baked Products (Scones) Containing Wakame Powder
著者 (10件):
資料名:
巻: 18  号:ページ: 687-693  発行年: 2012年09月 
JST資料番号: L2827A  ISSN: 1344-6606  CODEN: FSTRFS  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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ワカメ(Undaria pinnatifida)の主要カロチノイドのフコキサンチンには抗酸化作用,抗腫瘍作用,抗肥満作用および抗糖尿病作用などの種々の健康への利点のあることが報告されている。一方,フコキサンチンの化学的合成は可能であるが,その経費は非常に高くまた収率も非常に低い。ワカメの数品種は乾燥重あたり0.1~0.4%のフコキサンチンを含有しており,この含有量は他の自然産物のカロチノイド含有量よりも相対的に高い。ここでは,乾燥ワカメおよびワカメ粉含有焼き製品(スコーン類)におけるフコキサンチンの安定性について検討した。実験は,乾燥ワカメを50°Cの暗室に210日間貯蔵して得られたフコキサンチンの安定性と20°Cおよび40°Cで保温した純粋フコキサンチンの安定性とを比較した。さらに,0.5および2wt%の市販ワカメ粉を含有したスコーン中のフコキサンチンの安定性を検討した。実験の結果,ワカメを210日間貯蔵して得たフコキサンチンの方が純粋フコキサンチンよりも高い安定性であった。フコキサンチンの85%以上が190°Cおよび30分の加熱後にスコーン中で変化をしなかった。官能検査の結果,ワカメ粉の添加により外見は暗くなったが,スコーンの味および香りは強化され,消費者受容性は維持されていた。さらに,一般的官能スコアにより0.5および2wt%ワカメ粉を含有するスコーンは対照スコーンよりもより良く魅力的であることが分かった。
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分類 (2件):
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海藻類  ,  食品の品質 
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