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J-GLOBAL ID:201202244027224745   整理番号:12A1578245

ビリアル半径までのうみへび座A銀河団のすざく衛星観測データ

Suzaku Observations of the Hydra A Cluster out to the Virial Radius
著者 (16件):
資料名:
巻: 64  号:ページ: 95.1-95.16  発行年: 2012年10月25日 
JST資料番号: G0279A  ISSN: 0004-6264  CODEN: PASJA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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ビリアル半径に達している約1.4Mpcのうみへび座A銀河団北部のすざく衛星観測データを報告した。ビリアル半径までの中間サイズ(kT~3keV)の銀河団に対しては最初のすざく衛星観測データがある。宇宙大規模構造のフィラメント方向とボイド方向にそれぞれ継続する2つの北西及び北東オフセット観測を実施した。X線放射と銀河分布はフィラメント方向に伸びている。2方向の温度分布は誤差範囲内で互いにほとんど矛盾がなく,1.5r500で1.5keVに低下する。すざく衛星により高温銀河団で観測されたように,エントロピープロファイルはr500を越えてより平坦になり,降着衝撃加熱モデルから予想されるr1.1関係と一致しない。平均銀河団ガス(ICM)温度でスケールした場合,すざく衛星で観測した銀河団のエントロピープロファイルは普遍的であり,従って,系の質量に依存しない。ボイド及びフィラメント方向の流体静力学的質量値は良く一致し,Navarro,Frenk,及びWhite普遍質量分布は約2r500に至るまでの流体静力学的質量分布を表す。r500を越えてガス質量-流体静力学的質量比はWilkinsonマイクロ波異方性探査機の結果を越え,r100でのフィラメント及びボイド方向の比はそれぞれ0.4と0.3に達する。銀河団外縁部での静水圧平衡からのずれの可能性を議論した。ビリアル半径までのガス質量光度比と鉄質量光度比の径方向分布を導出した。r500内のうみへび座A銀河団の鉄質量光度比をすざく衛星で観測した他の銀河団のそれと比較した。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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星雲  ,  宇宙線起源 
タイトルに関連する用語 (5件):
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