特許
J-GLOBAL ID:201203027958065783

レトルト装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 野田 茂
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-246565
公開番号(公開出願番号):特開2012-095607
出願日: 2010年11月02日
公開日(公表日): 2012年05月24日
要約:
【課題】被処理物の加熱殺菌に使用される加熱用蒸気の凝縮で生じたドレンのみを確実に回収して再利用するレトルト装置を提供する。【解決手段】ドレン回収回路26の上流側に排水回路28を設け、加熱殺菌工程66の初期段階で、熱交換器16の1次側1602に蒸気を供給することにより、熱交換器1602の1次側1602に残留する冷却水34と、冷却水循環回路31に介設された第1、第2の冷水循環弁2404、2406と熱交換器16との間の冷却水循環回路31の部分に残留する冷却水34と、ドレン回収回路26に介設された排蒸弁2604と熱交換器16との間のドレン回収回路26の部分に残留する冷却水34とを配管2802および残留水排水弁2806を介して排出させる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
被処理物に熱媒体を噴射させる処理槽と、 前記熱媒体を熱交換器の2次側を通して前記処理槽と前記熱交換器との間で循環させる熱媒体循環回路と、 蒸気を生成する蒸気供給源と、 前記熱交換器の1次側と冷却水生成装置との間で冷却水を循環させる冷却水循環回路と、 前記冷却水循環回路の途中の箇所に接続され前記蒸気供給源で生成された蒸気を前記熱交換器の1次側に供給する蒸気供給回路と、 前記冷却水循環回路の途中の箇所に接続され前記熱交換器の1次側から排出される使用済みの蒸気をドレンとして回収し前記蒸気供給源に戻すドレン回収回路と、 前記冷却水循環回路、前記蒸気供給回路、前記ドレン回収回路のそれぞれに介設された弁と、 前記各弁を開閉させることにより、前記冷却水循環回路が形成された状態と、前記蒸気供給回路と前記ドレン回収回路とが前記熱交換器の1次側に連通された状態の何れかに切り替える制御手段とを備えるレトルト装置であって、 前記ドレン回収回路に接続された残留水排出回路を設け、 前記制御手段は、前記熱交換器の1次側に前記蒸気が供給される初期段階で、前記各弁を開閉させることにより、前記熱交換器の1次側、前記冷却水循環回路、前記ドレン回収回路にそれぞれ残留する前記冷却水を前記蒸気により前記残留水排出回路を介して外部に排出する、 ことを特徴とするレトルト装置。
IPC (1件):
A23L 3/12
FI (1件):
A23L3/12
Fターム (3件):
4B021LA05 ,  4B021LP04 ,  4B021LT03
引用特許:
出願人引用 (9件)
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審査官引用 (9件)
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