特許
J-GLOBAL ID:201203052031380686

締結具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宮田 信道
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-237295
公開番号(公開出願番号):特開2012-082668
出願日: 2010年10月22日
公開日(公表日): 2012年04月26日
要約:
【課題】締結部の剛性を確保でき、しかも過大な荷重が作用した際、部材の破損を防止できる締結具を提供する。【解決手段】基礎プレート42などの支持部材と、柱51などの結合部材と、を締結する締結具を、支承体11aと緩衝体38aと係留具55などで構成する。支承体11aは、支持部材と結合部材が対向する空間S内の中央に配置され、支持部材に面接触する基本板12と、結合部材に面接触する積載板14と、両板を連結する連結部と、からなる。緩衝体38aは、U字状の板バネなどを用い、支持部材と結合部材が対向する空間S内の外縁に配置され、結合部材などの変位に応じて反力を発生する。係留具55は、結合部材などが木材の場合、その中に埋め込まれて、木材に作用する集中荷重を緩和する。本発明による締結具は、支承体11aで圧縮荷重などを確実に伝達でき、また地震などの際は、緩衝体38aでエネルギーを吸収して部材の破損を防止する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
基礎プレート(42)と柱(51)や、柱(51)と横架材(59)など、隣接する支持部材と結合部材との締結に用い、 支持部材と結合部材が対向する空間(S)内に配置する支承体(11)と、該空間(S)内の外縁近傍に複数配置する緩衝体(38)と、前記支承体(11)および前記緩衝体(38)を固定するため支持部材および結合部材の一方または両方に埋め込む係留具(55、58)と、前記支承体(11)および前記緩衝体(38)を固定するためのボルト(54)と、を備え、 前記支承体(11)は、支持部材に面接触する基本板(12)と、結合部材に面接触する積載板(14)と、前記空間(S)の略中央で基本板(12)と積載板(14)を連結する連結部と、からなり、 前記緩衝体(38)は、前記空間(S)の変位に応じて反力を発生する弾性を有しており、その一端は基本板(12)または支持部材内の係留具(55、58)のいずれかに固定して、他端は積載板(14)または結合部材内の係留具(55、58)のいずれかに固定することを特徴とする締結具。
IPC (3件):
E04H 9/02 ,  E04B 1/98 ,  F16F 15/04
FI (3件):
E04H9/02 301 ,  E04B1/98 A ,  F16F15/04 A
Fターム (25件):
2E001DG01 ,  2E001EA09 ,  2E001FA01 ,  2E001FA02 ,  2E001FA21 ,  2E001GA01 ,  2E001GA02 ,  2E001HB02 ,  2E001HC01 ,  2E001KA03 ,  2E001KA07 ,  2E001LA01 ,  2E139AA01 ,  2E139AB14 ,  2E139AC04 ,  2E139AC08 ,  2E139AC23 ,  2E139BA04 ,  2E139BA24 ,  2E139BD04 ,  2E139BD08 ,  3J048AA01 ,  3J048AD05 ,  3J048DA01 ,  3J048EA38
引用特許:
審査官引用 (8件)
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