特許
J-GLOBAL ID:201203058831524897

空気入りタイヤ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 本多 一郎 ,  杉本 由美子 ,  篠田 淳郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-070967
公開番号(公開出願番号):特開2012-201352
出願日: 2011年03月28日
公開日(公表日): 2012年10月22日
要約:
【課題】タイヤ諸性能を維持しつつ軽量性に優れ、かつ、悪路走行性能が向上した空気入りタイヤを提供する。【解決手段】少なくとも1枚のカーカス層からなるカーカスと、カーカスのクラウン領域のタイヤ径方向外側に配設されるトレッド部と、少なくとも2枚のベルト層からなるベルトと、ベルトのタイヤ径方向外側に有機繊維コードを周方向に螺旋巻きしてなるベルト補強層と、を備える空気入りタイヤである。ベルト層の補強材が、2本のコードを対にして引き揃えた束7であり、かつ、コードを構成するフィラメント8の径をa(mm)としたとき、隣り合う束6同士の間隔が、コードの外接円9を用いて表した間隔よりも期待値としてa/4(mm)以上増加し、ベルト補強層のタイヤ中央部から取り出した有機繊維コード1本の5%伸び時の引張り強さF(N)と、タイヤ中央部の5cm幅当たりの打込み数N(本/5cm)とが、F×N>2500を満足する。【選択図】図2
請求項(抜粋):
左右一対のビードコア間にわたりトロイド状をなして跨る少なくとも1枚のカーカス層からなるカーカスと、該カーカスのクラウン領域のタイヤ径方向外側に配設されて接地部を形成するトレッド部と、該トレッド部と前記カーカスのクラウン領域との間に配置されて補強部を形成する、少なくとも2枚のベルト層からなるベルトと、該ベルトのタイヤ径方向外側に有機繊維コードを周方向に螺旋巻きしてなるベルト補強層と、を備える空気入りタイヤにおいて、 前記ベルトが少なくとも1層の傾斜ベルト層を有し、該傾斜ベルト層を構成する補強材が、2本のコードを撚らずに揃えた束であり、かつ、前記コードを構成する全てのフィラメントの径が同径であり、その径をa(mm)としたとき、隣り合う前記束同士の間隔が、前記コードの外接円を用いて表した間隔よりも期待値としてa/6(mm)以上増加し、 前記ベルト補強層のタイヤ中央部から取り出した前記有機繊維コード1本の5%伸び時の引張り強さF(N)と、タイヤ中央部の5cm幅当たりの打込み数N(本/5cm)と、が下記式、 F×N>2500 で表わされる関係を満足することを特徴とする空気入りタイヤ。
IPC (2件):
B60C 9/00 ,  B60C 9/20
FI (2件):
B60C9/00 A ,  B60C9/20 D
引用特許:
審査官引用 (7件)
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