特許
J-GLOBAL ID:201203066214086168

塗装焼付硬化性および成形性に優れたAl-Mg-Si系アルミニウム合金板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 福田 保夫 ,  赤塚 賢次
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-180816
公開番号(公開出願番号):特開2012-041567
出願日: 2010年08月12日
公開日(公表日): 2012年03月01日
要約:
【目的】塗装焼付硬化性および成形性に優れたAl-Mg-Si系アルミニウム合金板の製造方法を提供する。【構成】質量%で、Si:0.5〜2.0%、Mg:0.2〜1.5%を含有し、さらにCu、Zn、Fe、Mn、Cr、V、Zr、Ti、Bのうち1種または2種以上を含有し、残部Alおよび不可避的不純物からなる組成を有するAl-Mg-Si系アルミニウム合金の板材を、480°C以上580°C以下の温度で溶体化処理し、2°C/秒以上の冷却速度で60°C未満の焼入れ温度まで冷却して、該焼入れ温度で1時間以内の時間保持した後、(1)前記焼入れ温度から2°C/分以上の昇温速度で予備時効温度よりも10°C高い温度以上150°C以下の中間予備時効温度まで加熱し、該中間予備時効温度で10分以内の時間保持する中間予備時効、および、(2)前記中間予備時効温度から2°C/分以上の冷却速度で50°C以上140°C以下の予備時効温度まで冷却し、該予備時効温度で1分以上10時間以内の時間保持する予備時効を行うことを特徴とする。【選択図】なし
請求項(抜粋):
質量%で、Si:0.5〜2.0%、Mg:0.2〜1.5%を含有し、さらにCu:1.0%以下、Zn:0.5%以下、Fe:0.5%以下、Mn:0.3%以下、Cr:0.3%以下、V:0.2%以下、Zr:0.15%以下、Ti:0.1%以下、B:0.005%以下のうち1種または2種以上を含有し、残部Alおよび不可避的不純物からなる組成を有するAl-Mg-Si系アルミニウム合金の板材を、480°C以上580°C以下の温度で溶体化処理し、2°C/秒以上の冷却速度で60°C未満の焼入れ温度まで冷却して、該焼入れ温度で1時間以内の時間保持した後、下記(1)〜(2)の中間予備時効および予備時効を行うことを特徴とする塗装焼付硬化性および成形性に優れたAl-Mg-Si系アルミニウム合金板の製造方法。 (1)前記焼入れ温度から2°C/分以上の昇温速度で予備時効温度よりも10°C高い温度以上150°C以下の中間予備時効温度まで加熱し、該中間予備時効温度で10分以内の時間保持する中間予備時効、および、 (2)前記中間予備時効温度から2°C/分以上の冷却速度で50°C以上140°C以下の予備時効温度まで冷却し、該予備時効温度で1分以上10時間以内の時間保持する予備時効。
IPC (3件):
C22F 1/05 ,  C22C 21/02 ,  C22C 21/06
FI (3件):
C22F1/05 ,  C22C21/02 ,  C22C21/06
引用特許:
審査官引用 (6件)
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