特許
J-GLOBAL ID:200903015727610831

塗装焼付け硬化性に優れ、室温時効を抑制したアルミニウム合金板およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 梶 良之 ,  須原 誠 ,  竹中 芳通
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-092891
公開番号(公開出願番号):特開2009-242904
出願日: 2008年03月31日
公開日(公表日): 2009年10月22日
要約:
【課題】塗装焼付け硬化性に優れ、1〜4ヶ月間程度の比較的長期に亙る室温時効を抑制したアルミニウム合金板およびその製造方法を提供することを目的とする。【解決手段】特定組成のAl-Mg-Si系アルミニウム合金板において、調質処理における予備時効処理の条件を適正化して、この合金板断面組織を100万倍の透過型電子顕微鏡によって分析した際に、明視野像にて暗色コントラストとして観察される、特定の大きさのクラスタ(原子の集合体)の数密度を多くして、塗装焼付け硬化性に優れ、室温時効を抑制したアルミニウム合金板とする。【選択図】なし
請求項(抜粋):
質量%で、Mg:0.4〜1.0%、Si:0.4〜1.5%、Mn:0.01〜0.5%、Cu:0.001〜1.0%を含み、残部がAlおよび不可避的不純物からなるAl-Mg-Si系アルミニウム合金板において、この合金板の板厚中央部における組織を100万倍の透過型電子顕微鏡によって分析した際に、明視野像にて暗色コントラストとして観察されるクラスタ(原子の集合体)の内、この暗色コントラストの円等価直径が1〜5nmの範囲のクラスタの平均数密度が4000〜30000個/μm2 であることを特徴とする、塗装焼付け硬化性に優れ、室温時効を抑制したアルミニウム合金板。
IPC (3件):
C22C 21/02 ,  C22C 21/06 ,  C22F 1/05
FI (3件):
C22C21/02 ,  C22C21/06 ,  C22F1/05
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (7件)
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