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J-GLOBAL ID：201302240597194892   整理番号：13A1280056

無機電極C12A7:e^-に負荷したルテニウムナノ粒子によるアンモニア分解

Ammonia decompositioin by ruthenium nanoparticles loaded on inorganic electride C12A7:e^-

著者 (8件)： HAYASHI Fumitaka (Tokyo Inst. Technol., Yokohama, JPN) ,  TODA Yoshitake (Tokyo Inst. Technol., Yokohama, JPN) ,  KANIE Yoshimi (Tokyo Inst. Technol., Yokohama, JPN) ,  KITANO Masaaki (Tokyo Inst. Technol., Yokohama, JPN) ,  INOUE Yasunori (Tokyo Inst. Technol., Yokohama, JPN) ,  YOKOYAMA Toshiharu (Tokyo Inst. Technol., Yokohama, JPN) ,  HARA Michikazu (Tokyo Inst. Technol., Yokohama, JPN) ,  HOSONO Hideo (Tokyo Inst. Technol., Yokohama, JPN)
資料名： Chemical Science  (Chemical Science)
巻： 4  号： 8  ページ： 3124-3130  発行年： 2013年08月 
JST資料番号： W2340A  ISSN： 2041-6520  CODEN： CSHCBM  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 最近,NH₃合成用の触媒Ru負荷無機電極[Ca₂₄Al₂₈O₆₄]4⁺(e^-)₄(C12A7:e^-と略)を報告し,これが電子逆付与によりRu金属上でN₂解離を促し,ロバストな金属-N結合を活性化すると予想された。本報では,C12A7:e^-に付加したRuナノ粒子上の容易なアンモニア分解を示した。高水素含量と温和な条件下の液体状態に因り,水素キャリアとしてのアンモニア利用が注目され燃料電池応用を導いた。Ru/C12A7:e^-で,高ターンオーバー頻度と再結合性N₂脱離の低活性化エネルギーが得られた。N₂温度プログラム脱離(N₂-TPD)と反応動力学解析では,高触媒性能が,化学的に安定な電極の小さな仕事関数に因り,Ru金属Fermi準位を上げ過渡的に生成したRu-N結合の半結合軌道へ電子注入を可能にすることを示した。

シソーラス用語： ターンオーバー数 ,  *電極触媒 ,  *化学合成 ,  *金属酸化物 ,  *カルシウム化合物 ,  *アルミニウム化合物 ,  *化学修飾電極 ,  *ルテニウム ,  *ナノ粒子 ,  *アンモニア ,  *接触分解 ,  キャリア ,  燃料電池 ,  活性化エネルギー ,  昇温脱離 ,  反応速度論 ,  仕事関数 ,  Fermi準位 ,  キャリア注入 ,  *アンモニア合成 ,  電子注入
準シソーラス用語： ターンオーバ頻度 ,  *触媒分解 ,  温度プログラム脱離 ,  反応動力学

分類 (3件)： 電気化学反応  (CB07050F) ,  非金属化合物  (CD01070R) ,  ガス化学工業  (YB02070O)

タイトルに関連する用語 (3件)： ルテニウム ,  ナノ粒子 ,  アンモニア分解