特許
J-GLOBAL ID:201303038818271277

水質分析計

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 野口 繁雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-147868
公開番号(公開出願番号):特開2013-015387
出願日: 2011年07月04日
公開日(公表日): 2013年01月24日
要約:
【課題】測定を中断している間のキャリアガスや測定水の流通を停止させても、キャリアガスや測定水の流通を再開させた後の測定における測定精度が低下しないようにする。【解決手段】演算制御部56は、測定が中断しているときはガス精製・流量制御部40にキャリアガスの供給を停止させる制御を行ない、キャリアガスの供給を開始してから所定の待機時間が経過するまでは試料の測定を開始しないように構成されている。待機時間は、停止時間計測部58で計測したキャリアガスの供給の停止時間に基づいて設定される。【選択図】図1
請求項(抜粋):
燃焼管を備えて導入された試料水中の測定成分を酸化して酸化ガスに変換する酸化反応部と、前記酸化反応部に試料水を導入する試料導入部と、測定セルを備えて該測定セル中の酸化ガス濃度を測定する検出部と、前記酸化反応部での酸化ガスを含むガスをキャリアガスによって前記検出部へ送るキャリアガス供給部と、前記前記試料導入部及びキャリアガス供給部の制御を行なう制御部とを備えた燃焼式酸化法による水質分析計において、 前記キャリアガス供給部でのキャリアガスの供給が停止されているときのキャリアガス供給部から検出部までの流路のキャリアガス中の酸化ガス濃度が飽和状態になるまでのキャリアガス供給停止時間T又はその飽和状態でのキャリアガスによる前記検出部による検出信号値Sと、キャリアガス供給部から検出部までの流路のキャリアガス中の酸化ガス濃度が飽和状態にあるときから前記キャリアガス供給部によるキャリアガスの供給を開始したときに前記検出部での酸化ガスの検出信号がなくなるまでの時間tを待機時間情報として保持している待機時間情報保持部と、 測定開始時にキャリアガスの供給を開始したときに、前記キャリアガス供給部でのキャリアガス供給停止時間の計測値T’又は前記検出部によるキャリアガスの検出信号値sと、前記待機時間情報保持部に保持されている待機時間情報T又はSと、tから、試料水の導入までの待機時間t’を算出する演算部とを備え、 前記制御部は、測定を行っていないときは前記キャリアガス供給部でのキャリアガス供給を停止し、測定開始時に前記キャリアガス供給部でのキャリアガス供給を開始し、キャリアガスの供給を開始してから前記演算部により算出された待機時間t’が経過した後に前記試料導入部による試料水の導入を開始するように構成されている水質分析計。
IPC (2件):
G01N 31/00 ,  G01N 31/12
FI (3件):
G01N31/00 D ,  G01N31/00 Y ,  G01N31/12 A
Fターム (8件):
2G042AA01 ,  2G042BA03 ,  2G042CA02 ,  2G042CB03 ,  2G042DA04 ,  2G042DA09 ,  2G042EA08 ,  2G042FA08
引用特許:
審査官引用 (10件)
  • 水質分析計
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-295091   出願人:株式会社島津製作所
  • 全有機体炭素測定装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2009-063825   出願人:株式会社島津製作所
  • 自動分析装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-108954   出願人:株式会社島津製作所
全件表示

前のページに戻る