特許
J-GLOBAL ID:201303086263195841

車体制振制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西脇 民雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-104542
公開番号(公開出願番号):特開2013-230792
出願日: 2012年05月01日
公開日(公表日): 2013年11月14日
要約:
【課題】勾配路での旋回シーンにおいて、路面勾配に関係なく安定した操舵応答性が実現され、ドライバに与える違和感を低減すること。【解決手段】車体制振制御装置は、入力変換部204と、車体振動推定部205と、トルク指令値算出部206と、を備える。この装置において、入力変換部204は、操舵角信号と車体速信号に基づいて旋回抵抗力を演算する旋回抵抗力算出部306を備える。トルク指令値算出部206は、旋回抵抗力を車両モデル307に入力することで取得される制御指令値に対し、操舵による挙動応答を高める制御ゲインを設定する第3チューニングゲイン設定部319を備える。第3チューニングゲイン設定部319に、ゲイン補正処理部321を設け、推定勾配が上り勾配のとき、平坦路の制御ゲインに比べて操舵応答を高めるゲイン補正値とし、推定勾配が下り勾配のとき、平坦路の制御ゲインに比べて操舵応答を低くするゲイン補正値を算出する。【選択図】図3
請求項(抜粋):
走行中に取得される車両からのセンシング情報を車輪入力に変換する入力変換部と、前記車輪入力と車両モデルを用いて車体のばね上挙動を推定する車体振動推定部と、前記ばね上挙動の推定結果に基づき駆動トルクの補正を行うトルク指令値算出部と、を備えた車体制振制御装置において、 前記入力変換部は、操舵角信号と車体速信号に基づいて旋回抵抗力を演算する旋回抵抗力算出部を備え、 前記トルク指令値算出部は、前記旋回抵抗力を前記車両モデルに入力することで取得される制御指令値に対し、操舵による挙動応答を高める制御ゲインを設定する制御ゲイン設定部を備え、 前記制御ゲイン設定部に、路面勾配を推定する勾配推定部と、勾配推定結果に基づきゲイン補正値を算出するゲイン補正値算出部と、を有するゲイン補正処理部を設け、 前記ゲイン補正処理部は、推定勾配が上り勾配のとき、平坦路の制御ゲインに比べて操舵応答を高めるゲイン補正値とし、推定勾配が下り勾配のとき、平坦路の制御ゲインに比べて操舵応答を低くするゲイン補正値を算出する構成とする ことを特徴とする車体制振制御装置。
IPC (3件):
B60W 30/045 ,  B60W 40/11 ,  B60W 40/114
FI (3件):
B60W30/02 145 ,  B60W40/10 210 ,  B60W40/10 214
Fターム (17件):
3D241BA54 ,  3D241BB21 ,  3D241BB22 ,  3D241BC03 ,  3D241BC04 ,  3D241CA02 ,  3D241CB01 ,  3D241CC02 ,  3D241CC17 ,  3D241CC18 ,  3D241CD01 ,  3D241CE09 ,  3D241DA03Z ,  3D241DA13Z ,  3D241DA39Z ,  3D241DA52Z ,  3D241DB32Z
引用特許:
審査官引用 (8件)
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