特許
J-GLOBAL ID:201303088957660030

塩化カルボニルの製造装置およびポリイソシアネートの製造装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡本 寛之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-160346
公開番号(公開出願番号):特開2013-227224
出願日: 2013年08月01日
公開日(公表日): 2013年11月07日
要約:
【課題】一酸化炭素の供給量に対して、塩素の供給量が、モル比率で常に超えないようにして、ポリイソシアネートのクロル化を防止することのできる、塩化カルボニルの製造装置およびポリイソシアネートの製造装置を提供すること。【解決手段】塩化カルボニル製造制御部7において、まず、一酸化炭素ガスの供給量を設定して、その設定された供給量で、一酸化炭素ガスを反応部6へ連続的に供給するように、一酸化炭素制御弁9を制御するとともに、一酸化炭素流量計10により検知される一酸化炭素ガスの供給量を常時モニタして、次いで、その常時モニタされる一酸化炭素ガスの供給量に基づいて、塩素の供給量を、塩素に対して一酸化炭素が過剰となる、ある一定のモル比率に対応する所定の比率の供給量となるように、常時設定し、その常時設定された供給量で、塩素ガスを反応部6へ供給するように、塩素制御弁12を制御する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
一酸化炭素を供給する一酸化炭素供給手段と、 塩素を供給する塩素供給手段と、 一酸化炭素および塩素が供給される第1反応槽と、 一酸化炭素の供給量に基づいて、塩素の供給量を、塩素の供給量が一酸化炭素の供給量をモル比率で超えない所定の比率で制御する供給量制御手段と を備え、 前記一酸化炭素供給手段は、一酸化炭素を第1反応槽へ供給するための第1供給ラインと、前記第1供給ラインに介在される第1供給弁と、前記第1供給ラインに介在される第1流量検知計とを備え、 前記塩素供給手段は、塩素を第1反応槽へ供給するための第2供給ラインと、前記第2供給ラインに介在される第2供給弁とを備え、 前記供給量制御手段は、 一酸化炭素の供給量を設定する第1設定ステップ、 第1設定ステップで設定された供給量で、一酸化炭素を第1反応槽へ供給するように、前記第1供給弁を制御する第1供給ステップ、 第1流量検知計により検知される一酸化炭素の供給量をモニタする第1モニタステップ、 第1モニタステップでモニタされる一酸化炭素の供給量に基づいて、塩素の供給量を、塩素の供給量がモニタされる一酸化炭素の供給量よりもモル比率で超えない所定の比率の供給量に設定する第2設定ステップ、および、 第2設定ステップで設定された供給量で、塩素を第1反応槽へ供給するように、前記第2供給弁を制御する第2供給ステップ を備えていることを特徴とする、塩化カルボニルの製造装置。
IPC (1件):
C01B 31/28
FI (1件):
C01B31/28
引用特許:
出願人引用 (10件)
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