特許
J-GLOBAL ID:201403051439416407

光ピンセット装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人 谷・阿部特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-250173
公開番号(公開出願番号):特開2014-098790
出願日: 2012年11月14日
公開日(公表日): 2014年05月29日
要約:
【課題】対物レンズを透過した後の集光位置を、光軸方向に高速に移動することが可能であり、光軸方向に複数のトラップ中心点を生成することができる光ピンセット装置を提供する。【解決手段】平行光線を発生するレーザ光源8と、対物レンズ11と、可変焦点レンズ10とを備え、集光される1点に微小物体をトラップする効果を有する、光ピンセット装置において、可変焦点レンズ10が、2つの基本単位素子と、直線偏光を90度回転させる偏光回転素子とを備え、基本単位素子は、反転対称性を有する単結晶からなる電気光学材料と、電気光学材料の表面に形成された2組以上の陽極と陰極との組とを備え、印加電圧を変えることにより、透過する光の焦点を可変するシリンドリカル可変焦点レンズであり、2つの基本単位素子が、光軸を中心にして互いに90度の角度をなすように配置される。【選択図】図2
請求項(抜粋):
平行光線を発生するレーザ光源と、対物レンズと、可変焦点レンズとを備え、前記レーザ光源からの前記平行光線が前記可変焦点レンズを透過し、前記平行光線が前記可変焦点レンズを透過した後の光線が前記対物レンズに入射して、前記可変焦点レンズを透過した後の光線は前記対物レンズを透過した後に1点に集光される構造を有し、前記集光される1点に微小物体をトラップする効果を有する、光ピンセット装置において、 前記可変焦点レンズが、 2つの基本単位素子と、 直線偏光を90度回転させる偏光回転素子と を備え、前記基本単位素子は、 反転対称性を有する単結晶からなる電気光学材料と、 前記電気光学材料の表面に形成された2組以上の陽極と陰極との組と を備え、前記陽極と前記陰極との間の印加電圧を変えることにより、前記電気光学材料を透過する光の焦点を可変することを特徴とするシリンドリカル可変焦点レンズであり、 光が、前記2つの基本単位素子の一つを透過したのちに、前記偏光回転素子を透過し、しかるのちに、前記2つの基本単位素子のもう一つを透過するように光軸が設定され、 前記2つの基本単位素子が、光軸を中心にして互いに90度の角度をなすように配置されてなることを特徴とする光ピンセット装置。
IPC (4件):
G02F 1/29 ,  G02F 1/03 ,  C12M 1/00 ,  C12M 1/42
FI (4件):
G02F1/29 ,  G02F1/03 501 ,  C12M1/00 A ,  C12M1/42
Fターム (25件):
2H079AA05 ,  2H079AA12 ,  2H079CA17 ,  2H079DA03 ,  2H079EA11 ,  2H079EB02 ,  2H079GA01 ,  2H079GA03 ,  2H079KA17 ,  2H079KA18 ,  2K002AA04 ,  2K002AB07 ,  2K002BA08 ,  2K002CA02 ,  2K002DA01 ,  2K002EA10 ,  2K002EA30 ,  2K002EB03 ,  2K002GA01 ,  2K002HA02 ,  4B029AA25 ,  4B029BB01 ,  4B029CC01 ,  4B029DG10 ,  4B029HA07
引用特許:
審査官引用 (3件)
引用文献:
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