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J-GLOBAL ID:201502248188708766   整理番号:15A0348694

はやぶさが回収したカテゴリー3有機物のH,C,N同位体組成

H, C, and N isotopic compositions of Hayabusa category 3 organic samples
著者 (12件):
資料名:
巻: 66  号: Aug  ページ: WEB ONLY  発行年: 2014年08月 
JST資料番号: U0519A  ISSN: 1880-5981  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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地球外の有機物かを決定する上でH,C,Nの同位体比は有効な指標であることから,我々ははやぶさが回収したカテゴリー3有機物であるPB-QD04-0047-02,RA-QD02-0120及びRB-QD04-0001の3試料について,ナノSIMSイオンマイクロプローブを用いてイオンイメージング測定を行った。すべての試料について,H,C,N同位体組成は誤差の範囲(Hでは±50‰,Cでは±9‰,Nでは±2‰)で,地球物質の値と一致した。どの試料においても,異常なH,C,N同位体比をもつミクロンサイズのホットスポットの存在は認められなかった。この結果は,従来の地球外の有機物,すなわち不溶性有機物(IOMs),コンドライト中のナノ-グロビュール,惑星間塵(IDPs),彗星塵物質の同位体比のデータとは異なっている。H,C,Nの同位体比の結果から,はやぶさのカテゴリー3試料が,地球物質の混入によるものか,地球外物質なのかを結論できない。はやぶさ3有機物試料の起源や性質を探究するには,フーリエ変換赤外線スペクトル分析(FT-IR),飛行時間型二次イオン質量分析(ToF-SIMS),ナノSIMSイオンマイクロプローブ分析,ラマンスペクトル分析,X線吸収端スペクトル(XANES),透過型電子顕微鏡/走査型電子顕微鏡(TEM/SEM)などを用いた協調分析を行う必要がある。(翻訳著者抄録)
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分類 (3件):
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惑星  ,  同位体地質学  ,  その他の同位体地球化学 
引用文献 (30件):
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