特許
J-GLOBAL ID:201503002463572190

複合熱源ヒートポンプ装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2014-020044
公開番号(公開出願番号):特開2015-148362
出願日: 2014年02月05日
公開日(公表日): 2015年08月20日
要約:
【課題】除霜動作時間を短縮させ、できるだけ暖房感を損なわない複合熱源ヒートポンプ装置を提供する。【解決手段】放熱端末36に循環液Lを循環させる加熱循環ポンプ32を有する加熱循環回路30と、地中熱を利用し加熱循環回路30に配設された第1加熱熱交換器41を介して循環液Lを加熱する第1ヒートポンプ回路40と、空気熱を利用し加熱循環回路30に配設された第2加熱熱交換器51を介して循環液Lを加熱する第2ヒートポンプ回路50と制御装置6を備え、切換弁58を、暖房運転時の流れ方向と逆になるように切り換えて、第2圧縮機から吐出された冷媒により空気熱源熱交換器に発生した霜を溶かす除霜動作を実行すると共に除霜動作時に加熱循環ポンプ32を除霜回転速度で駆動させる除霜動作制御手段63を有し、除霜動作を行う場合、第2膨張弁54の開度を全開とし、加熱循環ポンプ32の除霜回転速度は暖房運転時の回転速度よりも低くした。【選択図】図2
請求項(抜粋):
放熱端末に循環液を循環させる加熱循環ポンプを有する加熱循環回路と、 この加熱循環回路に配設された凝縮器としての第1加熱熱交換器と、 前記加熱循環回路に配設された凝縮器としての第2加熱熱交換器と、 地中から採熱して回路内を循環する第1冷媒を加熱する地中熱源熱交換器と、前記第1冷媒を圧縮する第1圧縮機と、前記第1圧縮機から吐出された前記第1冷媒を流通させる前記第1加熱熱交換器と、前記第1加熱熱交換器から流出した前記第1冷媒を減圧する第1膨張弁と、を有し、前記第1加熱熱交換器を介して前記循環液を加熱する第1ヒートポンプ回路と、 外気から採熱して回路内を循環する第2冷媒を加熱する空気熱源熱交換器と、前記第2冷媒を圧縮する第2圧縮機と、前記第2圧縮機から吐出された前記第2冷媒を流通させる前記第2加熱熱交換器と、前記第2加熱熱交換器から流出した前記第2冷媒を減圧する第2膨張弁と、前記第2冷媒の流れ方向を切り換える切換弁と、を有し、前記第2加熱熱交換器を介して前記循環液を加熱する第2ヒートポンプ回路と、 動作を制御する制御装置と、を備え、 前記第1加熱熱交換器は、前記加熱循環回路における前記第2加熱熱交換器の上流側に直列に配設され、 前記第1ヒートポンプ回路および前記第2ヒートポンプ回路を作動させると共に前記加熱循環ポンプを駆動させて前記循環液を加熱する暖房運転を行う複合熱源ヒートポンプ装置であって、 前記制御装置は、 前記切換弁を、前記第2冷媒の流れ方向が前記暖房運転時の前記第2冷媒の流れ方向と逆になるように切り換えて、前記第2圧縮機から吐出された前記第2冷媒を前記空気熱源熱交換器に供給して前記空気熱源熱交換器に発生した霜を溶かす除霜動作を実行すると共に、当該除霜動作時に前記加熱循環ポンプを所定の除霜回転速度で駆動させる除霜動作制御手段を有し、 前記暖房運転時に前記除霜動作制御手段が前記除霜動作を実行する場合には、 前記第2膨張弁の開度は、前記暖房運転時よりも所定の開度まで拡大し、 前記加熱循環ポンプの所定の除霜回転速度は、前記暖房運転時の回転速度よりも低く設定した回転速度とすること、 を特徴とする複合熱源ヒートポンプ装置。
IPC (1件):
F25B 47/02
FI (2件):
F25B47/02 550A ,  F25B47/02 550Q
引用特許:
出願人引用 (9件)
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審査官引用 (8件)
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