特許
J-GLOBAL ID:201503005916779024

ガスセンサ素子、ガスセンサおよびガスセンサ素子の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 名古屋国際特許業務法人
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-224286
公開番号(公開出願番号):特開2015-087162
出願日: 2013年10月29日
公開日(公表日): 2015年05月07日
要約:
【課題】ディップ法で形成された従来の保護層よりも熱容量が小さい保護層を備えるガスセンサ素子を提供し、そのようなガスセンサ素子を備えるガスセンサを提供し、そのようなガスセンサ素子の製造方法を提供する。【解決手段】空燃比センサ1におけるガスセンサ素子7は、気孔率の異なる2つの層(第1層67および第2層68)を有する保護層17を備える。ガスセンサ素子7は、第1層67および第2層68が離間するよう形成される空間としての離間部18を備えている。ガスセンサ素子7は、保護層17の表面に付着した水が保護層17内を浸透する際に離間部18に一時的に溜めることができるため、厚さ寸法が同一で離間部を有さない保護層に比べて、保護層17に付着した水が素子本体部70に到達しがたくなり、被水による熱衝撃で素子本体部70の先端が破損するのを抑制できる。【選択図】図4
請求項(抜粋):
長手方向に延び、測定対象ガスに含まれる特定ガスを検出する検知部を自身の先端側に有する略直方体形状の素子本体部と、少なくとも該検知部を覆うように、前記素子本体部の先端面及び側面上に設けられる多孔質の保護層と、を備えるガスセンサ素子であって、 前記保護層は、材質又は性状の異なる少なくとも2つの層を備えるとともに、前記2つの層として、前記素子本体部に近い側に形成される第1層と、当該第1層よりも外側に形成され、前記第1層に接する第2層とを備えており、 当該ガスセンサ素子は、前記素子本体部の前記側面上における前記保護層の最大厚さを有する部位よりも先端側の先端側領域のみに、前記第1層および前記第2層が離間するよう形成される空間としての離間部を少なくとも1つ備えており、 前記保護層のうち前記第1層および前記第2層は、前記先端面の少なくとも一部、及び前記先端側領域における4つの前記側面の少なくとも一部において、前記離間部を介さずに積層されること、 を特徴とするガスセンサ素子。
IPC (3件):
G01N 27/411 ,  G01N 27/409 ,  G01N 27/416
FI (4件):
G01N27/58 C ,  G01N27/58 B ,  G01N27/46 371G ,  G01N27/46 381
Fターム (9件):
2G004BB04 ,  2G004BF08 ,  2G004BF09 ,  2G004BF18 ,  2G004BF27 ,  2G004BH05 ,  2G004BJ02 ,  2G004BJ03 ,  2G004BM07
引用特許:
出願人引用 (6件)
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