抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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触覚情報の人工再現を取り扱う学問領域であるハプティクス(触覚学)分野において,実世界ハプティクスの基本原理が解明され,マスタ-スレーブシステム使用による鋭敏な触覚再現の実現が可能になっている。この実世界ハプティクス技術は,産業界において革新をもたらすことが期待されるばかりでなく,フレキシブルでパーソナルな人間支援においても重要な技術となる。実世界ハプティクスのさらなる高度化には,アクチュエータ,センサ,電力変換,モーションコントロール,通信・ネットワークシステム等の総合デザイン方法論を明らかにすることが必要である。このような背景から,本報告では実世界ハプティクスの最新技術について以下のように纏めた。1.実世界ハプティクスの理論と展望。2.実世界ハプティクスの高度化技術。3.実世界ハプティクスの多自由度化・フレキシブル化。4.遠隔操作のための実世界ハプティクス。5.実世界ハプティクスによる人間支援・産業応用。(著者抄録)