特許
J-GLOBAL ID:201603001660946842

光偏向素子

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 伊東 忠重 ,  伊東 忠彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2014-260937
公開番号(公開出願番号):特開2016-122062
出願日: 2014年12月24日
公開日(公表日): 2016年07月07日
要約:
【課題】制御精度の低下や色見の変化を生じずに、導波路の伝搬方向から導波路の厚さ方向に回折させた光を伝搬方向に近づけるように偏向角を制御できる光偏向素子を提供する。【解決手段】光偏向素子は、クラッド層20と、電気光学材料によってクラッド層の内部に形成され、基板に平行でかつ光波の進行する方向と垂直なX方向、光波の進行するY方向、基板と垂直なZ方向を有し、Y方向に伸延し、X方向の幅を有するコア層30と、クラッド層の第1表面に導電薄膜によって形成される第1電極40Aと、クラッド層の第2表面に形成され、クラッド層及びコア層を挟んで第1電極と対向する第2電極40Bと、クラッド層、コア層、第1電極、又は第2電極に形成され、コア層の内部を伝搬する光をX方向とY方向によって規定される第1平面に対する仰角の方向に偏向する回折格子31Aを含み、第1電極と第2電極との間に印加される電圧に応じて第1仰角を制御する。【選択図】図2
請求項(抜粋):
光導波路において、基板に平行でかつ光波の進行する方向と垂直方向をX方向、光波の進行する方向をY方向、基板と垂直方向をZ方向と定義し、第1表面と、前記第1表面の反対側に位置する第2表面とを有するクラッド層と、 電気光学材料によって前記クラッド層の内部に形成され、Y方向に伸延し、X方向の有限の幅を有するコア層と、 平面視で前記コア層と重なるように前記クラッド層の前記第1表面に導電薄膜によって形成される第1電極と、 平面視で前記コア層と重なるように前記クラッド層の前記第2表面に形成され、前記クラッド層及び前記コア層を挟んで前記第1電極と対向する第2電極と、 前記クラッド層、前記コア層、前記第1電極、又は前記第2電極に形成され、前記コア層の内部を前記Y方向に沿って伝搬する光を前記X方向とY方向によって規定される第1平面に対して第1仰角θの方向に偏向する回折格子と を含み、 前記第1電極と前記第2電極との間に印加される電圧に応じて前期第1電極と第2電極の間に印加する電界制御により前期第1仰角θを制御する光偏向素子。
IPC (1件):
G02F 1/295
FI (1件):
G02F1/295
Fターム (13件):
2K102AA21 ,  2K102BA07 ,  2K102BB04 ,  2K102BC04 ,  2K102DA04 ,  2K102DA08 ,  2K102DC08 ,  2K102DD01 ,  2K102EA02 ,  2K102EA12 ,  2K102EA14 ,  2K102EA16 ,  2K102EA21
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 空間型光偏向素子
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-126916   出願人:株式会社フジクラ, 技術研究組合新情報処理開発機構
  • 導波路型電気光学素子
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-222704   出願人:富士写真フイルム株式会社
  • 光偏向素子・画像表示装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2005-089295   出願人:株式会社リコー
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引用文献:
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