特許
J-GLOBAL ID:201603013388309968

1α,25-ジヒドロキシビタミンD2の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人特許事務所サイクス
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2014-193073
公開番号(公開出願番号):特開2016-063750
出願日: 2014年09月22日
公開日(公表日): 2016年04月28日
要約:
【課題】ビタミンD2水酸化酵素、この酵素を発現する形質転換体、及びこの形質転換体の存在下、25-ヒドロキシビタミンD2から効率よく1α,25-ジヒドロキシビタミンD2を製造する方法の提供。【解決手段】特定のアミノ酸配列において特定の位置のアミノ酸が他のアミノ酸に置換された改変アミノ酸配列を有し、かつ0.25μMのビタミンD2水酸化酵素の存在下で、10μM 25-ヒドロキシビタミンD2と1mM NADPHとを30°C、20分間反応させた場合の1α,25-ジヒドロキシビタミンD2への変換率は0.30%以上であるところの活性を有するビタミンD2水酸化酵素、この酵素を発現する形質転換体、及びこの形質転換体を、25-ヒドロキシビタミンD2の存在下で培養して、1α,25-ジヒドロキシビタミンD2を得ることを含む、1α,25-ジヒドロキシビタミD2の製造方法。【選択図】なし
請求項(抜粋):
下記(a)若しくは(b)のアミノ酸配列を有するか、または下記(c)若しくは(d)のアミノ酸配列を有し、かつ下記(e)の活性を有するビタミンD2水酸化酵素。 (a)配列表の配列番号1に記載のアミノ酸配列において、 239位のメチオニンがアラニン、セリン、グリシン、イソロイシン、バリン、フェニルアラニン、又はロイシンに置換された、改変アミノ酸配列 (b)前記(a)の改変アミノ酸配列において、73位のアルギニンがアラニン、バリン、ロイシン又はイソロイシンに、及び/又は84位のアルギニンがアラニン、バリン、ロイシン、イソロイシン、プロリン、フェニルアラニン、メチオニン、トリプトファン、グリシン、システイン、グルタミン、アスパラギン、セリン、トレオニン、チロシン、アスパラギン酸又はグルタミン酸に置換された、改変アミノ酸配列 (c)前記(a)または(b)の改変アミノ酸配列において、前記239位のメチオニン、73位のアルギニン及び84位のアルギニンの置換に加えて、1から9個のアミノ酸の欠失、置換、逆位、付加及び挿入からなる群から選ばれる少なくとも1種の修飾を有するアミノ酸配列 (d)前記(a)または(b)の改変アミノ酸配列と90%以上の同一性を有する、前記239位のメチオニンのアルギニンの置換、又は前記239位のメチオニン、73位のアルギニン及び/若しくは84位のアルギニンの置換を含むアミノ酸配列 (e)0.25μMのビタミンD2水酸化酵素の存在下で、10μM 25-ヒドロキシビタミンD2と1mM NADPHとを30°C、20分間反応させた場合の1α,25-ジヒドロキシビタミンD2への変換率は0.30%以上である。
IPC (3件):
C12N 9/04 ,  C12P 33/06 ,  C12N 1/21
FI (3件):
C12N9/04 A ,  C12P33/06 A ,  C12N1/21
Fターム (43件):
4B024AA01 ,  4B024BA08 ,  4B024CA02 ,  4B024CA09 ,  4B024CA11 ,  4B024CA20 ,  4B024DA05 ,  4B024DA06 ,  4B024EA04 ,  4B024GA14 ,  4B024HA01 ,  4B050CC04 ,  4B050DD02 ,  4B050LL01 ,  4B064AC13 ,  4B064AC14 ,  4B064AG01 ,  4B064BJ15 ,  4B064CA02 ,  4B064CA04 ,  4B064CA19 ,  4B064CA21 ,  4B064CB12 ,  4B064CC24 ,  4B064CD01 ,  4B064CD04 ,  4B064CD19 ,  4B064DA01 ,  4B065AA01X ,  4B065AA26X ,  4B065AA50X ,  4B065AA50Y ,  4B065AB01 ,  4B065AC14 ,  4B065BA03 ,  4B065BD22 ,  4B065BD26 ,  4B065BD27 ,  4B065BD37 ,  4B065BD50 ,  4B065CA05 ,  4B065CA28 ,  4B065CA44
引用特許:
審査官引用 (2件)
引用文献:
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